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システムユーザーレポート vol.21 カドック(ラクロスⅡ)
異業種から整備業界に参入。生活のワンストップサービスを目指す
2026/03/23
異業種から整備業へ業容拡大
1989年に建設業を主体として設立した同社。環境事業や飲食業、レンタカー事業と業容拡大を図る中で、2019年に自動車整備業に参入する。加藤省吾社長は、これまで中古車販売と整備事業を行う別企業で取締役をしていたそのノウハウを活かした運営を行ってきた。その後、函館市内でディーラーが撤退した跡地に移転し、今年11月4日に中古車販売店と民間車検工場を併設した新店舗をグランドオープンした。加藤社長は「函館エリアに中古車販売店と整備工場を備えた工場は多くないため、大きな強みになる」と語る。
鈑金塗装に関しては同社のグループ企業で対応した上で、月間入庫台数は既存顧客を中心に車検60台、一般整備180台を想定。そこからさらなる新規顧客獲得に向けて動いていく。
加藤省吾社長
各事業との連携を強化し、これまでにない提案を目指す
同社のフロント担当者は自動車保険だけでなく火災保険や生命保険などの販売資格も有しており、その点について「自動車以外の保険も提案することで保険関係の窓口が一本化されることは顧客との関係構築につながる」とした上で「当社は各事業との連携を強化しており、関係性を構築することで法人の歓送迎会や忘年会など飲食業に関係した提案ができるほか、将来的に顧客企業の社屋、顧客の家屋の建設業などを請けおうことも可能になる」と整備業にとどまらない提案を視野に入れる。
「これまでにない提案をできるようにすることで、カドックに行けば自動車だけでなく様々な相談ができると思ってもらいたい」。厳しい状況にある自動車業界だが、他事業展開をしているアドバンテージを活かし、顧客の生活に貢献し売り上げの向上を目指す。
ラクロスを有効活用し、作業効率性を上げる
ラクロスはグーピットの連携が大きな魅力
今年2月、同社は車販ソフトのカルタッチを連動させたラクロスⅡを導入した。「見積書や納品書などの書類関係や、データ集計など業務において必要不可欠なものを備えたシンプルなソフトを求めていたため」と加藤社長は導入の経緯を語り、「やろうとしている業務にすぐにたどり着くため作業効率性は高い。また各コマンドのレスポンスも良くストレスを感じない。担当営業も親身に対応してくれるので使用に関しての心配は何一つしていない」。
さらに大きなメリットとして挙げるのが整備工場検索サイトグーピットとの連動である。これまで整備工場のウィークポイントでもあったWeb上での一般顧客へのアピール面に関しても、「この機能を活用することで大きく改善された。集客力もあり更新方法も容易なので今ではなくてはならないものだ」と手応えを口にする。
異業種である各事業部がしっかりと密な連携を取ることで、顧客に対する幅広い提案を実現させようとする同社。加藤社長が目標として挙げた「自動車をきっかけに生活のワンストップサービスを提供できるようにしたい」という思いは確実に形となりつつある。
広々とした展示スペースで車販を行う
※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2023年12月号に掲載の記事を元にしています。
※掲載内容は、取材当時のものです。

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