JOURNAL 

システムユーザーレポート vol.19 谷口自動車(ラクロスⅡ)

目指すは人との縁を大事にしたトータルカーショップ

2026/03/17

谷口自動車

社長=谷口和也 所在地=熊本県玉名郡和水町用木819-1

使用ソフト=ラクロスⅡ

https://www.taniguchi-jidousha.com/

顧客の気持ちに寄り添う鈑金塗装工場

高校在学時からガソリンスタンドでアルバイトし、卒業後は「いつか自分の工場を持ちたい」と夢を抱いて自動車整備業界に足を踏み入れた谷口和也社長。転機が訪れたのは20歳のころ。「自動車整備より鈑金塗装の高い技術力に魅力を感じた」と、以降は鈑金塗装技術者の道を歩む。そして、2016年に独立開業、翌2017年に自らの工場を現在地に設立した。

月間平均45台の鈑金塗装入庫を谷口社長を含めた4人の技術者と事務員1人の計5人で処理する同社。他社でパネル交換を勧められた車両を鈑金修理で対応するなど顧客の気持ちに寄り添った経営を目指しており、その対応力の高さから徐々に直需客が増加傾向にある。それに伴い、鈑金塗装だけでなく、車検・整備や車販の需要も高まりを見せる。また、特定整備認証も取得済みで、次世代自動車への対応準備を進めている。

車体整備士の資格を有する谷口社長。「本来、メカニックが整備士資格を取得するように、鈑金塗装業に従事する技術者には車体整備士の資格が必要ではないか」と疑問を呈す。真摯に鈑金塗装業にまい進してきた谷口社長だからこそ業界の社会的地位向上を願い、「車体整備士資格を価値あるものにし、まじめに取り組む工場に光が当たる業界になってほしい」。

谷口和也社長(左端)とスタッフ

使用感よりも人間関係のほうが大事

ラクロスPMを導入したのは2017年10月。ちょうど工場を新設したタイミングで、以前に勤めていた工場から懇意にする塗料販売店の担当者に勧められ、「以前の職場で使っていたこともあり、使いやすさと慣れが導入の決め手となった」。

そして今年7月、契約を更新し、新たにラクロスⅡを導入した。リプレイスを決めた理由をたずねると、「もちろん使いやすさと慣れもあるが、リプレイスの一番の決め手はお世話になっている塗料販売店の担当者」との答えが返ってきた。

これまでに多くの他社システムの提案があったと言い、「もし他社システムに切り替えたとして、初めはうまく使いこなせなくても、使い続けていけばいつか慣れてくる。それよりもこれまで築いてきた人間関係のほうが大事。システムに限った話ではなく、誰から商品を買うかが重要」と長年付き合いのある塗料販売店の担当者に絶大な信頼を寄せる。

デザイン性の良さと顧客管理機能を評価ポイントに挙げた

また、自社のスタッフへの感謝も忘れない。「スタッフあっての私であり、工場だと思っている」。和気あいあいとした雰囲気はまさに家族同然。信頼できるスタッフとともに、さらなる会社の成長を目指す。

今後については、「敷地内をアスファルト舗装したり、遠くからでもよく見える大きな看板を新たに設置するなどより一層、集客に力を入れたい」。スタッフ、取引先、顧客、様々な人との縁を大切する同社。人を呼び寄せる不思議な力がここにはある。

落ち着いた雰囲気の接客スペース

※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2023年10月号に掲載の記事を元にしています。

※掲載内容は、取材当時のものです。

自動車整備業鈑金統合システム RacroS3(ラクロス3)
自動車整備業鈑金統合システム RacroS3(ラクロス3)



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