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国産車メーカー各社のブランドイメージ形成に寄与した名車を数多く展示【オートモビルカウンシル2024:国産車メーカー】
マツダは1970年東京モーターショー出品の実験車両「RX500」などを披露
2024/05/30
2024年4月12~14日に幕張メッセで開催された、新旧名車と自動車文化の展示会「オートモビルカウンシル2024」。
当記事では、トヨタ自動車以外の国産車メーカー4社の主な出展内容を紹介する。
(右より)マツダ・アイコニックSP、RX500、RX-EVOLV
「ロータリースポーツカーコンセプトの歴史と未来」をテーマとして、ジャパンモビリティショー2023で世界初公開され大きな注目を集めた「アイコニックSP」、1999年の東京モーターショーに出品され後のRX-8の原型となった「RX-EVOLV」のほか、2ローターロータリーエンジンをリアミッドシップに搭載した1970年東京モーターショー出品の実験車両「RX500」を披露した。
マツダRX500
【三菱自動車工業】
「モータースポーツへの挑戦の歴史」をテーマに、初代パジェロや3代目パジェロの2002年ダカールラリー総合優勝車両、東京オートサロン2024で初公開された新型トライトンスノーシュレッダーコンセプト、6代目ギャランVR-4の1992年アイボリーコーストラリー総合優勝車両、ランサーエボリューション6の2001年モンテカルロラリー総合優勝車両、ランサーエボリューション(10)ファイナルエディションを展示し、同社の4WD技術やラリー競技での活躍の歴史をアピール。
ランサーエボリューション(10)ファイナルエディションは展示販売が行われ、開催初日時点で1025万円にて売約済みとなっていた。
(手前より)初代三菱パジェロ、3代目パジェロ・2002年ダカールラリー総合優勝車両、トライトンスノーシュレッダーコンセプト
【日産自動車】
「LOVE GOES ON ‐Nissan Loves Every Customer‐」をテーマとして、20~30代からも注目を集めている1980~90年代の ヤングタイマー車にフォーカス。
昨年秋に行われた「日産ヘリテージカー総選挙」から選出された1995年式HP10型プリメーラ、1988年式S13型シルビア、1991年式FK10型フィガロに加え、2024年式SNE13型ノートe-POWER 4WDを展示した。
(手前より)1995年式HP10型日産プリメーラ、1988年式S13型シルビア、1991年式FK10型フィガロ、2024年式SNE13型ノートe-POWER 4WD
【本田技研工業】
「自由な移動の喜びをもっと楽しく」をテーマに、初代シビックRS、3代目シビックSiの全日本ツーリングカー選手権グループAマシン、東京オートサロン2024で初公開された現行11代目シビックRSプロトタイプを出品。シビックのMTスポーツモデルの歴史を紹介した。
(文・写真=遠藤正賢)
(手前より)初代ホンダ・シビックRS、3代目シビックSiグループA車両、11代目シビックRSプロトタイプ
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