JOURNAL 最新ニュース
システムユーザーレポート vol.46 ASTLS REVOLT 熊本店
今後を見据えた 計画的な見積りシステム導入
2026/04/30
鈑金塗装もコーティングもできる多能な技術者
くまモンや馬刺しなどで知られる熊本市。同市東部の交通の要であり、交通量も多い国道57号沿いに、REVOLT熊本店がある。鈑金塗装技術者の村田勇社長が、「これまで培ってきた技術や知識も活かした、コーティング、フィルム施工に特化した会社を創りたい」という思いで、2021年4月に設立。セラミック・ガラスコーティング専門のFCチェーンREVOLTに加盟し、熊本店をオープンした。
村田社長は根っからの車好きで、自動車整備専門学校入学前から、祖父宅の納屋で独学で車いじりを行っていた。専門学校卒業後は、ディーラー内製工場で13年ほど勤務し、技能コンテストにも出場した。このような経歴を歩む中で、「長い人生において、一度くらいは苦労をしてでも何かに挑戦したい」と考え、独立した。
主な施工車両は輸入車や高級国産車。入庫台数は施工が月12 〜13台とメンテナンスが3 〜4台だ。今でこそ安定した入庫に恵まれているが、1年目はほとんど仕事がなかったという。そんな中で、集客術として活用してきたのがインスタグラム。掲載写真の撮影には一眼レフカメラを使用し、動画編集なども自身で手掛ける。「鈑金塗装で培ったていねいな下地処理によって生み出される美しい仕上がりをアピールし、他店との差別化を図った」。
また、接客応対においても、安心して車を任せてもらえるような雰囲気作りに努める。このような創意工夫の結果、現在、グーグルの口コミは100件以上集まっているにもかかわらず、驚異の5.0。これも村田社長のていねいな仕事と物腰の柔らかな人柄が成せる賜物だろう。
村田勇社長
ワンストップ経営を目指したシステムの活用
同社は、2025年9月末に自動車整備業鈑金塗装見積りシステム「ラクロスⅢ」を導入した。現在の店舗では設備の都合上、車体修理の提案や受け付けはできても、作業は外注に頼るしかない。元より鈑金塗装も得意分野であった村田社長は、集客、経営が波に乗ってきたため、ワンストップのサービスを提供したいと考え、新たに鈑金塗装工場を立ち上げる決意をした。
その際、付き合いのある塗料販売店より「性能、金額ともにお勧め」と紹介されたのが、ラクロスⅢ導入のきっかけだ。現在は、月3件ほど受注する車体修理の受け付け業務の際に利用している。
現在は受け付け業務に利用している
ラクロスⅢに関して村田社長は「手入力での対応もできるため見積りの自由度、柔軟性が高いのが良い。また、顧客管理のリマインダー機能は、年1回のみ対応する顧客の管理に助かっている」と話す。しかし、導入してまだ数回しか使用できていないため、活用できていない機能も多数ある。「これから営業担当に質問しつつ有効活用していきたい」。
現在は正社員1人と村田社長の2人体制で運営している同社だが、今後は従業員を増やしていきたい。2026年1月には鈑金塗装工場のオープンを予定しており、これから、ワンストップでサービスを提供できる会社を目指していく。
コーティングされた車と作業中のスタッフ
※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2026年1月号に掲載の記事を元にしています。
※掲載内容は、取材当時のものです。

vol.45 喜多自動車塗装 ←前へ | vol.46 | 次へ→ vol.47 カーズプロ