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システムユーザーレポート vol.45 喜多自動車塗装(ラクロスⅢ)

顧客と真摯に対話を重ねながら納得感の高いサービスを提供する

  • #ユーザーレポート

2026/04/28

喜多自動車塗装

社長=喜多伸行 所在地=大阪府東大阪市本庄1-14-6

使用ソフト=ラクロスⅢ

https://www.bankin-osaka.com/

Webサイトを一新し、直需客の割合を高める

喜多自動車塗装の設立は1992年5月。大阪市内の鈑金塗装工場で塗装技術者だった父が独立開業を決め、高校を卒業して間もない喜多伸行社長とともに親子2人で立ち上げた。

父が塗装技術者だったため、主に鈑金を担当することになった喜多社長。導入したボデー修正装置のインストラクターによる技術指導と近隣工場の技術者たちの教えを受け、技術を習得していった。1998年に父が早世し、事業を承継した後は、塗料販売店などのサポートを受けながら塗装技術も身に付けた。現在は、2級整備士と1級塗装技能士の資格を取得し、確かな鈑金塗装技術で高い品質の車体修理を顧客に提供する。

8年ほど前から工場を1人で切り盛りする喜多社長。モータースなどからの依頼を中心に月間20〜25台の入庫を処理する。「モータースの仕事が徐々に減ってきた上、請け負い仕事はレス率もあるため、1人で効率良く収益を上げるには直需客にシフトしていく必要があった」。

3年前にはWebサイトを一新し、直需客を意識したデザインに変更。検索上位表示のために必須とも言える修理実例は、「過去にブログをしていたこともあり、まったく苦にならなかった」と124本をアップする。また、カーオーナーは“板金”で検索すると聞き、サイト上では表記を“板金”で統一。今では「東大阪市 板金塗装」の検索ワードで常に上位表示され、入庫の約4割を直需客が占めるようになった。

喜多伸行社長

多忙を極める業務を操作性の高いシステムで支援する

ラクロスⅡを導入したのは2020年1月。使い勝手の良さを理由に、それまで使用していたシステムから切り替えた。そして今年9月末、契約満了を前にラクロスⅢへのリプレイスを決めた。「他社から提案を受けていたが、1人で業務をしていることもあり、使い慣れたシステムかつバージョンアップしたラクロスⅢを利用するのがベストだと判断した」。

ラクロスを使用するに当たり、最も重宝しているのは他社にはない参考指数。「そのまま使うのではなく、あくまでも目安として実作業と照らし合わせながら数値を増減して使用している」。実際、アジャスターにも理解が得られやすいという。

また、「事務処理も1人でこなすため、シンプルかつ分かりやすい操作性もポイントが高い」。直感的に操作できる画面構成が、多忙を極める喜多社長の顧客の呼び出しから帳票類の出力に至るまでの業務を支援する。

参考指数を駆使して適切な見積書を作成する

サポート体制についても、レスポンスの早い親身な対応を高く評価する。特に、「導入時の担当営業の対応が素晴らしく、どんなに忙しくても遠隔でつなぎ、ていねいに操作を教えてくれたことは今でも感謝している」。

直需指向に切り替えてから対話型店舗のコンセプトを打ち出す同社。「できるだけ来店いただき、顧客一人ひとりと真摯に向き合い対話を重ねながら修理方法、修理金額を決めていきたい」。喜多社長が描く理想のサービス実現のためにラクロスⅢで実務をサポートしていく。

3年前に一新したWebサイトが直需客の獲得に結実

※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2025年12月号に掲載の記事を元にしています。

※掲載内容は、取材当時のものです。

自動車整備業鈑金統合システム RacroS3(ラクロス3)
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