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JARAグループ、定時社員総会を開催
2026年度の事業方針を発表
2026/03/13
JARAグループ(川島準一郎理事長)は3月12日、浅草ビューホテル(東京都台東区)で第5回定時社員総会を開催した。
冒頭の挨拶の中で川島理事長は、「昨今、使用済み自動車引き取り台数の減少が深刻化している。一方、経済産業省と環境省の審議会では、リユース部品の利用がその後の資源確保につながるとの考えから、有識者がその活用を後押ししてくれている。また、新車が廃車となるまでの期間が長期化していることから、新品部品の供給が停止した後にリサイクル部品の必要性が高まることも想定される。そのような意味においては、我々の事業に対する社会からの追い風も実感している」と、近年の業界動向に対する所感を述べた。その後、2025年度事業及び収支報告、2026年度の事業計画及び収支予算案を審議し、いずれも可決承認された。
2026年度の事業方針として川島理事長は、“「日本一のリサイクル部品流通団体」を目指して”という基本方針を発表。その上で、「昨年、ARPN(オールリサイクルパーツネットワーク)がスタートしたことで、ユーザーは様々な企業から各団体の製品の購入が可能となり、それによって流通量も拡大したと考えている。そのような環境下において、我々JARAグループの良さは何なのか、集まる目的は何なのかということをもう一度各理事と話し合い、決定したスローガンである。リサイクル部品のさらなる社会的評価の向上や会員満足度、信頼される業界団体としての地位確立を目標に、日本一のリサイクル部品流通団体を目指す」と基本方針に込めた思いを伝えた。
総会後には日本自動車リサイクル機構の阿部知和専務理事が「資源回収インセンティブ制度とJAERAの活動について」と題して講演。資源回収が求められる社会的背景やインセンティブ制度の仕組み、解体業者の役割などについて解説した。
挨拶する川島準一郎理事長