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【神回】廃車寸前の軽トラが【アイドル】に転生!? KAWAII LAB.のFRUITS ZIPPERプロデューサーのムチャブリで誕生した世界一カワイイ車の裏側とは!

常識破りのKAWAIIオーダーにジェットストロークが本気を出した結果……TBS系列【ザ・ドリームコラボ】

  • #一般向け

2026/04/23

ジェットストローク×KAWAII LAB.奇跡のコラボ!
一体どうなっちゃうんだぁ~~~!!!




「廃車寸前の軽トラック」と聞いて、どんな姿を想像するだろうか。ボデーはいたるところに錆が見え、シートは岩よりも硬くなった挙句、破れている。クーラーから流れる空気は生暖かなだけでなく黴臭く、長年開けていない押し入れを思い出させる。純白だった塗装は22時前のBSR編集部の人間のようにくすみ、なにやら加齢臭まで見えそうな気がするほどである。爆発5秒前なのではないかと思いたくなるほどのエンジン音は近所のおばさんたちからは、排ガス規制前の排気ガスを浴びたかのように煙たがれる……そんな身(車体)を粉にして頑張ってきた車が、なんと世界一カワイイ「アイドルカー」に大変身しちゃったとしたら!!


TBS系列で3月28日に放送された「ザ・ドリームコラボ」で実現した、超絶胸アツな企画。手掛けたのは、カスタムカー界の異端児「ジェットストローク」の佐々木裕一社長と、FRUITS ZIPPERやCANDY TUNEなど大人気アイドルを輩出するKAWAII LAB.のプロデューサー・木村ミサ氏!

そんな奇跡の合体はどのような結末になるというのか。ダメーーーー!!!とは言わせない力がそこにはある!!


元アイドルで、現在はKAWAII LAB.のアイドルプロデューサー・木村ミサさん!


え? 軽トラにティアラとステージ!? 前代未聞のムチャブリに立ち向かえ、佐々木社長!




テーマは「今までにない夢のカスタムカー」

佐々木社長と木村氏が何度となく打ち合わせをする中、木村氏からのオーダーは

「車にティアラとリボンを付けて、さらにステージも搭載したい!」

という、これまでの車の常識をひっくり返すド級のアイデア。やはりおっさんしかいない業界と、若いKAWAII女の子たちの業界、これが合体するなんて無理があるようにしか思えない。

そしてベース車両はなんと、BSR編集部の人間を車で表現したかのような廃車寸前の「スズキ・キャリイ」。これ、本当にどうなっちゃうの!?

製作期間わずか1カ月!予算はまさかの…!?

TV企画だからと、このムチャブリに立ち上がった佐々木社長だが、その道のりは超ハードモードだった。バイオハザードで言えば初手のカラスの攻撃で【YOU DIED】表記されるような厳しさである。

なんと製作期間はたったの1カ月! さらに、TV局の予算があっという間に底を尽き、カスタム費用の一部を「ジェットストローク持ち出し(自腹)」というトラブルも勃発……。佐々木社長の背中には血の文字で書かれた【YOU DIED】が見えてくるではないか!

しかし、これまで数々のトラブルと向き合い解決をしてきた佐々木社長はプロとしての意地を見せる。リクエストに応えるため、KAWAII CARを作るため、関係各所を奔走し、協賛企業や仲間たちと「カスタムアベンジャーズ」を結成。さまざまなカスタム職人たちがガッチリと団結し、この地球存亡の危機に臨んだのである(大げさ)。

だが、納期一カ月という状況での突貫作業はスタッフにかなりの無理を強いることになった。休日返上&深夜残業が続いたことでブッ倒れたスタッフが出てしまうなど、毎月の締め切り前のBSR編集部とまったく同様の過酷で苛烈な業務を強いることになり、佐々木社長は「この厳しい状況を理解し頑張ってくれたスタッフにとても感謝している」と最大限の感謝を口にする。

その結果、佐々木社長曰く「様々なトラブルはあったが、お金では買えない最高の絆」を手に入れ、廃車寸前の軽トラが見事、世界に一台だけの最強カワイイ・アイドルカー「KAWAII CAR」への転生を成し遂げたのである!

見よ!これが、職人たちの汗と涙の結晶アイドルカーだ!

KAWAII CARが完成したからこそ佐々木社長が思うこと(熱き魂がそこに!)



作業開始時は内装をピンクにしたところ、木村氏から「ピンクにこだわらないでほしい」とのリクエストからパステルカラーに変更したり、安全面の問題からティアラは折り畳み式にしたり、佐々木社長のベースにあるヒップホップカルチャーを活かすためドアにはプロのピンストライパーに「KAWAII CAR」のロゴを描いてもらったり、ドライブレコーダーは完璧なデコ使用でKAWAIIを見事に体現するなど、佐々木社長(46歳)は完全にKAWAIIの権化となってまで完成させたのである。


佐々木社長は今回のTVを振り返り、「短期間での製作でスタッフやお客様には負担をかけてしまったけれど、カスタムカーの面白さやカッコよさ、そして『カワイイ』が視聴者に伝わったなら最高だと思っている! 職人やモノづくりの価値が上がる一歩になれば光栄に思う」と熱くコメントする。


内装はポップなパステルカラー。塗ったのは40代後半のおっさんたちというのもまた渋い

荷台はKAWAIIステージに変身!「プロトリオス・クライシス!メイクアップ!」と叫ばずにはいられない

さらば、KAWAII CAR! 君のKAWAIIを我々は忘れない



この話、まだ続きがある。 見事な転生を果たしたアイドルカー「KAWAII CAR」は番組によりオークションに出品されたのである。そして、その落札金額はジェットストロークに入るのだが……

男気溢れる佐々木社長は、落札金額の全額を能登半島地震の復興支援に寄付

このまま長時間労働をしながら低賃金で死んでいくことが確実視され人間をやめたくなっている筆者は思わず「さすが佐々木社長! 俺にはできないことを平然とやってのけるッ! そこにシビれる! あこがれるぅ!」と声を大にして言ってしまうのであった。


女性なら誰しも夢見たであろうティアラが軽トラに!折り畳みできるから安全面もバッチリだ!


ピンストライパーが直接描いたKAWAII CARのロゴ。カワイイが刺激的!

ジェットストローク×KAWAII LAB.コラボの果てに



これまでも様々なTV企画でカスタムカーを作ってきた佐々木社長は「TVの企画は大変なことが多い割に儲からないんだよ……どころか今回は赤字になるし、さらにカッコつけて募金しちゃったけどさ。儲けることだけが目的のつまんねー会社になりたくはないからね。たまには遊び心を全面に押し出して、採算度外視で、子供に戻って大人のアソビを体現したいよね」と笑ってみせた。

そんなKAWAII.LABとジェットストロークという誰も見たことがないコラボの誕生により転生した軽トラ。転生するまでの準備、そして裏側、その結末までもが「最高にKAWAII」夢のコラボレーションの話である。



デコレーションされたドラレコ。不思議なものでじっと見ているとカワイイが理解できそうな気がしてくる(46歳独身)

KAWAII LAB.のアイドルプロデューサー・木村ミサ氏(左)と佐々木裕一社長と愛犬のポンズちゃん。人間に興味がなく転生を願ってやまない筆者にとってこの日一番KAWAIIだったのはポンズちゃんだった