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あいおい、トヨタレンタリース札幌、ナビタイムが北海道で共同実験開始、レンタカー事故削減へ
2025/06/02
MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険、トヨタレンタリース札幌、ナビタイムジャパンの3社は5月26日、レンタカー利用者による交通事故削減を目的とした共同実証実験を開始した 。増加する訪日外国人観光客によるレンタカー事故への対策として、テレマティクス自動車保険の技術を活用する 。
この実証実験では、あいおいニッセイ同和損保のテレマティクス自動車保険「タフ・見守るクルマの保険 NexT」の契約者向けアプリを基にした「レンタカー版 NexT アプリ」が活用される 。同アプリは、スマートフォンから取得する走行データに基づき安全運転度合いをスコア化し、安全運転の促進効果を検証する 。
実証実験は北海道で3か月間実施され、レンタカー利用者の安全運転スコアが一定基準以上の場合、インセンティブ(北海道の銘菓)が提供される 。これにより、安全運転診断機能と連動したインセンティブによる安全運転促進効果を検証し、レンタカー利用者の交通事故削減を目指す 。
2024年には訪日外国人観光客が過去最高の3,686万人を記録し、国内観光客もコロナ禍前の水準に回復している 。一方で、レンタカーの交通事故は年間5,000件を超えており、事故防止対策が喫緊の課題となっている 。
「レンタカー版 NexT アプリ」の主な機能は以下の通り:
- 安全運転診断機能: 運転状況をリアルタイムに診断・スコア化し、ドライバーが自身の運転を振り返るのに役立てる
- 交通ルールクイズ機能: 外国人観光客や運転経験の少ないドライバー向けに、交通ルールをクイズ形式で出題し、知識を深めることで事故削減につなげる
- おすすめ観光コース機能: 複数のモデルコースから観光スポットを選び、カーナビに反映させることで北海道観光の利便性を向上させる
- カーナビゲーション機能: 地図表記、スポット検索(駐車場・ガソリンスタンド)、音声案内などを日本語と英語で提供し、観光客の安全な移動をサポートする
本実証実験で「レンタカー版 NexT アプリ」と「安全運転インセンティブ」の有用性が確認できた場合、2026年度を目処に、レンタカー版 NexT アプリを活用した事故削減ソリューションの構築を目指す 。インセンティブ負担を考慮したアプリ利用料金等の調整により、レンタカー事業者の導入ハードルを下げ、全国各地の地域課題解決に貢献するビジネスモデルを目指すとしている 。
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