JOURNAL 

システムユーザーレポート vol.2 小山田自動車(ラクロスⅡ)

営業の親身なサポートと初心者にもやさしい鈑金ソフトが導入の決め手

  • #ユーザーレポート

2026/03/10

小山田自動車

社長=坂下斉 所在地=岩手県盛岡市本町通3-18-10

使用ソフト=ラクロスⅡ

https://www.oyamada-jidousya.com/

創業69年、整備工場の新しい挑戦

岩手県盛岡市。一級河川である北上川と雫石川にはさまれる盛岡駅から車で5分ほどの距離に小山田自動車はある。1953年に先代社長である小山田五郎氏が整備工場として開業した。創業当初、工場周辺に建物は多くなかったが、盛岡駅近くということもあり徐々に開発が進んだ。住宅地に囲まれているため残業が難しく、現在では定時に仕事を終わらせることを徹底している。そのため、作業時間短縮を目的に近隣工場に先駆けた洗車機の導入など作業効率化には力を入れる。

現在スタッフは整備5人(鈑金兼務1人)、事務3人の計8人。入庫の9割が整備となっており、タイヤ交換の時期は入庫が後を絶たない。顧客割合は8割がリース車両で、2割は役所関係や直需となっている。

創業して69年。長らく車検整備をメインにしてきたが、昨年1月から新しく軽補修業務を始めた。その理由について坂下斉社長は、「昨年入社した鈑金の経験があるスタッフからの要望と、小さい傷などを自社で直せることは効率化につながると考えた」と話す。車検整備は安定的な売り上げとなるが、鈑金も受け入れて業容を拡大し、収益アップにつながることに期待を寄せる。

坂下斉社長(左端)とスタッフ

営業のサポートと情報提供

同社がラクロスⅡを導入したのは2021年。それまで他社の整備顧客管理ソフトを使っていたが、付き合いのある工場からの紹介を受け、金額面やアフターサービス面から導入を決断した。鈑金+整備、整備の2台構成で利用しており、それまではパソコンの利用者がいれば空くまで待たなくてはいけない状況だったが、2台間でデータを共有したことから効率的なデータ入力が可能となった。

他社ソフトからデータ移行作業をする際に生じるデータのタイムラグは1ヵ月。およそ1,500台分となった。これらをラクロスⅡに反映させるための作業は時間を要することになったが、坂下社長は、「大変な作業になってしまったが、一生懸命に対応してくれる姿はソフトと営業担当を信頼するには充分だった」。

ソフト導入のメリットは前述の鈑金業務でも大きな効果を生んだ。同社は車検整備を主軸としており、鈑金塗装の見積りを作ることに不安があった。しかし、ラクロスⅡの鈑金塗装見積り機能とそれに関するサポートによりその不安は払拭されたという。佐々木修工場長は、「どこの部品を取るとどの部品が必要になるかを自動で選んでくれるので見積りに漏れがなく請求できるようになった。経験が浅いスタッフでも見積書が作れることから作業効率も上がった。また、ソフトの使い方や鈑金塗装の見積りに関する基礎知識などを担当営業やサポートダイヤルから聞けるのも助かっている」。

作業効率化と新たな挑戦。「工場の敷地的な問題で大きな設備投資は難しい」と話す坂下社長だが、自社でできることを的確に見極め、顧客の期待に応える品質を提供し続けていく。

コード表を用いた原価計算で見積り作成はスムーズに

※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2022年5月号に掲載の記事を元にしています。

※掲載内容は、取材当時のものです。

 自動車整備業鈑金統合システム RacroS3(ラクロス3)
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