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自動車5団体、新春賀詞交歓会を開催
2024/02/14
日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、日本自動車車体工業会、日本自動車機械器具工業会、日本自動車販売協会連合会は1月5日、The OkuraTokyo(東京都港区)で新春賀詞交歓会を開催した。
開催前に1月1日に発生した令和6年能登半島地震、1月2日に羽田空港で起きた衝突炎上事故を受け、会場で黙とうが捧げられた。主催者を代表して1月1日に新会長に就任した片山正則氏(いすゞ自動車会長)が登壇。「100年に1度の大変革の中で会社職を担うことについて、改めてその重責に身の引き締まる思い。豊田前会長が築いた、課題解決にチームで取り組む形を進化させ、副会長や理事と一致協力しながら、全力でこの難局を乗り越えていく」と所信表明。自工会が発表している7つの課題にも触れ、「直面している課題は多岐に渡るが、物流の停滞が懸念される2024年問題への対応は喫緊の社会課題。自動車産業の枠を超えて他産業との連携を図り、自動運転技術の積極的採用や運行システムのさらなる効率化など、各種取り組みを推進していく」。また、「モビリティ産業への大きな変革期のチャンスと捉え、新たな市場へのアクセスを開拓することで、競争力の向上に向けて取り組んでいく」と方針を話した。
その後、会長職を退任した豊田章男氏(トヨタ自動車会長)が登壇。「会長職は神輿だと言われたりいたしますが、御輿の輿という字には車の文字が入っている。担ぐべきは会長ではなく自動車産業そのものである、そのような思いで私も仲間と一緒になって550万人の御輿を担いできた」と話し、「被災された方々が1日も早く日常と笑顔を取り戻せるよう、550万人の仲間とともに私自身も動いていく」と抱負を語った。
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