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    JATTO、第1回全国大会を開催

    • #ニュース

    2022/11/22

     日本技能研修機構(石川明男代表理事、JATTO)は11月19日、品川プリンスホテル(東京都港区)で第1回全国大会を開催した。
     新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、現地出席とWeb参加が可能なハイブリット形式を採用。冒頭、開会の挨拶に立った石川代表理事は「本日参加している会員、協賛会員においては一部領域で競合している企業もある。日本の車社会の安全な未来のため、その全社が協力し、従来にない新たな合従連衡が始まろうとしている。JATTOは自動運転社会に向けた地域共創の実現に向けて、今後も皆さんとともに歩んでいく」と、参加者に感謝を伝えるとともに、JATTO設立の目的及び今後の方針を改めて強調した。
     その後の活動報告では、各会員の加入状況、研修や動画コンテンツを通じた情報提供の取り組み、今後の業界動向予測などを解説。続けて「第2回クルマ社会の安全な未来を考える会」と題し、電子制御装置整備の現状や地域共創の実現を主題とした議論を展開。参加者それぞれの観点から多様な意見が交わされるとともに、引き続き電子制御装置整備の認知拡大に向けて取り組む方針を確認した。
     大会後の懇親会では、F1マシンの製作やチューニングブランド「トミーカイラ」の立ち上げに携わった解良喜久雄氏による講演会を開催。JATTO藤田隆之理事が聞き手を務めるトークショー形式で、「経験は50%役に立ち50%邪魔をする」を主題として、体験談を交えながら同氏のものづくりに対する思いが語られた。

    挨拶する日本技能研修機構・石川明男代表理事

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