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システムユーザーレポート vol.54 ボデーショップ八雲(ラクロスⅢ)
変化を恐れず地域とともに歩み、 鈑金塗装から町の未来を創る
2026/10/01
鈑金専門から始まり、 町のニーズに応える多角化へ
北海道二海郡八雲町に拠点を構えるボデーショップ八雲。1977年8月に小西敏雄会長が自動車鈑金塗装専門店として創業し、1983年に法人化した。当時は好景気もあり車体修理事業で大きく成長を遂げたという。
2005年、現在の小西雄一社長が入社する。もともと会計事務所に勤務し税理士を目指していた社長は、経理を中心に同社を支えながら実務も覚えていった。2007年には分解整備認証を取得。それまで外注していた車検や整備を自社で対応できる環境を整え、鈑金塗装の顧客が整備にも流れる好循環を生み出した。
同社の挑戦はこれにとどまらない。 2013年にはレンタカー事業を開始。当初は赤字だったが、5年目で黒字化を達成し、現在はレンタカー70台、工場代車50台、自社リース150台を運用するまでに成長した。
2019年には新車リースを開始。翌2020年には小売り事業にも参入し、「熊の駅」の中にドライブスルー洗車場や生活雑貨、土産物、生鮮食品の販売スペースを設け、さらには酸素ボックスの導入など、自動車業界の枠を超えた多角的な事業展開を行っている。「何をするにも一番最初。新しい技術や取り組みを早く導入し、常識についていける企業でありたい」という社長の言葉通り、2016年にはいち早く水性塗料も導入している。
小西雄一社長
長年寄り添う見積りソフトが、多角化する事業の基盤に
同社は、2001年に販売された鈑金塗装見積りソフト「プログレス」の導入から「正宗」、「モレノン」と、プロトリオス(旧社名リペアテック)のシステムを四半世紀に渡って導入してきた。現在は自動車整備鈑金統合システム「ラクロスⅢ」を使用している。
鈑金塗装や整備はもちろんのこと、レンタカーやリース、小売りなど多角化する事業を展開する中で、顧客情報を一元管理できるラクロスⅢは同社にとってなくてはならない存在となっている。「長年システムを使ってきたが、現場の業務から経営の数字まで、すべてにおいて有効活用している」と小西社長は語る。
酸素ボックスやドライブスルー洗車場が設置された熊の駅の外観
自社の成長と八雲町の発展をともに目指す
「今までやってきたことはすべて、地元を盛り上げたいという気持ちから」と語る小西社長。その思いは形となり、2025年には八雲町議会議員選挙に立候補し、見事当選を果たした。今後は、自社の成長だけでなく、町全体の発展にも尽力していく構えだ。
「人を雇うことで雇用が生まれ、それが町の利益になる。若い人たちにもっと頑張ってもらえるよう、婚活のサポ ートや子育て支援にも力を入れていきたい」と意気込む。自社においても、将来的に保育園を作り、女性がより働きやすい職場環境を整える構想を描いている。
企業が時代に合った生き方を模索し、自ら稼ぎ、積極的に投資を行う。ボデ ーショップ八雲は、長年連れ添うラクロスⅢとともに、自社の発展と八雲町の未来を創るための歩みをこれからも力強く進めていく。
チラシなどで自動車販売から雑貨小売りまで多角的なサービスをアピール
※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2026年9月号に掲載の記事を元にしています。
※掲載内容は、取材当時のものです。

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