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【車業界版・今日は何の日】7月3日は「世界で初めて自動車が走行した日」!現場で使える顧客トークネタ
2026/07/03
■ 7月3日は「世界で初めて自動車」が走った日
1886年7月3日は、ドイツのカール・ベンツが開発した「ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン」が、マンハイムの街で初めて公道走行を披露した日。
この三輪車こそが、公式な「世界初の自動車」。当時の車体は細い鋼管フレームに木製パネルを組み合わせたもので、まるで馬車から馬だけを取り外したような、なんともロマン溢れる可愛らしいシルエットだ。
それから100年以上の時を経て、車のボディ素材は劇的な進化を遂げた。現在の量産車において主役となっているのは、ご存知「超高張力鋼板」である。衝突時の安全性を高めつつ、燃費のために薄く軽くできる素晴らしい素材だ。しかし、鈑金塗装の現場では「硬くて引き出しにくい」「熱を加えると強度が落ちる」と、この厄介な最新素材と日々格闘している。
現代の鈑金現場では、昔ながらのハンマーを使った叩き出しだけでなく、水冷式のスポット溶接機や三次元コンピューター計測を備えたフレーム修正機などのハイテク設備がズラリと並んでいる。鋼板ごとの性質を見極め、「どこまで鈑金で直せるか」「どこからパネルを交換すべきか」を瞬時に判断する職人の方々の知見には、本当に頭が下がる思いだ。
「世界初の自動車」が公道を走り出した日から、車の素材は変わり続けている。しかし、事故で傷ついた車体を新車同様の強度と美しさに復元する役割は、いつの時代も鈑金塗装工場が担ってきたのだ。
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