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鈑金野郎主催の軽鈑金講習レポート 【第1弾】

~その鈑金作業、Youtubeや独学で学ぼうとしたものの結局勘やパテに頼っていませんか?~

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2026/05/22

 最近、YoutubeやInstagram、Tiktokなどのショート動画で鈑金塗装に関するコンテンツを目にする機会が増えた。鮮やかな外板塗装やコーティング、SPPF、鈑金作業など、その内容も映し出される車種と発信する技術者に応じて千差万別な特徴がある。一昔前には隣の鈑金塗装工場での作業内容など見る手段はなかったし、それこそ同じ工場内の先輩技術者でさえ、教育という一環でなければその技術を披露して共有するなど多くはなかっただろう。「見て覚える」というかつては新人の登竜門のような工程が、人手不足もあり今では言語化や可視化といった教育する側の咀嚼を経て「分かりやすく伝えるべきだ」という傾向が強まった。
 今回のレポートでは、そういった"学びやすく”、鈑金作業を初心者でも"分かりやすく”実践形式で学べる"軽鈑金講習”を全国で開催する加納貴志氏(LASTHOPE スーパーバイザーも務める)を取材した。場所は、ピッカーズ藤沢用田店(谷川竜太社長、神奈川県藤沢市)。
 "鈑金野郎”の愛称にてInstagramで情報発信し、生産性を上げたい工場経営者やさらに腕を磨きたい若手〜中堅の技術者を対象にしたこの講習会の人気は高く、DMでの講習依頼が全国から多く寄せられている。鋼板の凹みへどのように真摯に向き合うかをテーマとし、デントリペアでも重要となる凹み周囲の高低をどう見極めて対応していくか。「基本的な内容だ」と侮るなかれ、なかなかどうして思い通りに凹みは直せない様子であった。

講習の基本テーマ(一部)

・凹みの仕組み

・ハンマーとドリーでの叩き方

・凹みを修正した際の基準面に対する高低をどのように見極めるか

・伸びた鋼板の絞り方

・膨らんでしまった場合の対処法 等々

 講習の基本的なテーマを抜粋するとこのようになる。講習内では、ドリーを使った鋼板の叩き方を教えられるも、

講習風景
ドリーを用いた叩き方

なかなか裏で構えるドリーの位置へ当てられず、受講者達は休憩時間もそっちのけでひたすら練習に打ち込んで試行錯誤していた。

試行錯誤する受講生

凹み周囲の高低差を見やすくする際の実践練習では、先ほどの叩き方も複合して高い個所を基準面にできる限り近づける。

1個所高い部分が目立っている
上と比較すると基準面より高い個所が明確に基準面まで下がっているのが分かる
上と比較すると基準面より高い個所が明確に基準面まで下がっているのが分かる

 

“鈑金野郎”こと加納氏(前列中央)、谷川社長(後列中央)ほか受講者の方々
“鈑金野郎”こと加納氏(前列中央)、谷川社長(後列中央)ほか受講者の方々

 講習の詳細や依頼については、鈑金野郎のInstagram(bannkinn_yarou)までDMをお送りいただきたい。また、LASTHOPEのWebサイトでも”軽鈑金講習”として紹介している。