JOURNAL 

LEXUS、新型BEV3列シートSUV「TZ」を世界初公開

コンセプトは「Driving Lounge」 2026年冬頃日本発売へ

  • #ニュース

2026/05/20

 LEXUSは2026年5月7日、新型「TZ」を世界初公開した。日本での発売は2026年冬頃を予定している。同モデルは「Driving Lounge」をコンセプトに掲げ、すべての乗員が笑顔になれる空間を目指した、LEXUS初のBEV3列シートSUVモデルである。多彩なライフスタイルを提案する新型モデルとして、独自の静粛性と乗り心地、開放的なキャビンによるラウンジ空間を提供する。また、車両の大きさを感じさせないドライバーとの一体感のある走りや、SUVらしい力強いスタイリングと空力性能の両立、竹やリサイクル素材を取り入れたサステナブルな材料の内外装への活用などが特徴である。


 


コンセプト「Driving Lounge」の具現化

 TZは、このテーマを具現化するモデルとして、快適に過ごせる空間とブランドらしい走りの融合が図られている。運転する楽しさ(Driving)と、どの席でもくつろげる居心地の良さ(Lounge)を両立することで、時間を大切にする顧客に新たな体験価値を提供するとしている。専用開発したプラットフォームやシンプルで開放的なキャビンにより、どの席でも乗員がリラックスできる広々とした室内空間を確保。また、独自の静粛性にさらに磨きをかけるとともに運動性能を徹底追求し、BEVの特性を活かした上質な乗り心地と運転する楽しさの両立を目指した。  


 デザイン面では、造形美と空力性能の二律双生を徹底的に追求した。SUVの力強いスタイルを保ちながら、同ブランドのSUVモデルでトップレベル(2026年5月発表済みの車種において、同社調べ)の空力性能を実現し、優れた航続距離を確保している。さらに、オーナメント加飾には四国の竹材を用いた「Forged bamboo」を採用し、サステナブルなクルマ作りと伝統技術の継承にも寄与する。


新型「TZ」の主な特長

 新型TZの主な特長として、以下の4つの要素が挙げられる。


 ・全乗員が心からくつろげるラウンジ空間の提供:新開発プラットフォームや大開口薄型可動パノラマルーフの採用による開放感あふれるパッケージや、音の指向性に配慮したブランド内トップレベルの静粛性を実現。また、オーディオシステムやイルミネーションにより、人の感性を刺激する癒しとくつろぎの空間を作り上げた。


 ・走る歓びとくつろぎの空間が共存する移動体験:独自の「味磨き活動」により徹底的に鍛え上げた体幹による走りの深化や、後席の快適性を重視した「Rear Comfort」モード、インタラクティブマニュアルドライブを搭載する。


 ・造形美と空力性能の二律双生が生む存在感:シンプルさに先鋭さを融合し、同ブランドらしい独自性と存在感を追求した。スピンドルボデーや幾何学グラフィックで機能美を表現しつつ高い空力性能を実現するとともに、意匠性と空力性能を両立したホイールを設定している。


 ・サステナブルな素材と循環型のクルマ作り:「Forged bamboo」やリサイクルアルミなどサステナブルな素材を採用し、製造工程においても環境負荷を最小限に抑える工夫を取り入れた循環型のクルマ作りを行う。


TZ 主要諸元(プロトタイプ値)

全長

5,100mm

全幅

1,990mm

全高

1,705mm

ホイールベース

3,050mm

車両重量 *1

2,630kg

タイヤサイズ *1

255/45R22・255/55R20

最小回転半径

5.4m(Dynamic Rear Steering(DRS)付の場合。DRS無しの場合は5.8m)

駆動方式

AWD

システム最高出力

300kW[407.8PS] *1*2

フロントモーター最高出力

167.0kW[227PS] *1*2

フロントモーター最大トルク

268.6N•m[27.3kgf•m] *2

リヤモーター最高出力

167.0kW[227PS] *1*2

リヤモーター最大トルク

268.6N•m[27.3kgf•m] *1*2

加速(0-100km/h)

5.4s *1

バッテリー総電力量

(測定方法はIEC62660-1に準じる)

95.82kWh *1*2

AC充電規格

NACS TYPE1 TYPE2 GB/T *1

AC充電最大出力

NACS : 11kW/19kW *1
TYPE2 : 22kW *1

DC充電規格

NACS CHAdeMO CCS GB/T  *1

充電時間(150kW SOC 10-80%)

約35分(駆動用電池温度が約25℃の場合に、満充電量の約10%から約80%まで充電するためのおおよその時間)

航続距離

・300mile(北米)(EPAモードにおける開発中の暫定値 : 20インチタイヤ装着時)
・620km(日本)(WLTCモードにおける開発中の暫定値 : 22インチタイヤ装着時)
・530km(欧州)(WLTPモードにおける開発中の暫定値 : 20インチタイヤ装着時)
・640km(中国)(CLTCモードにおける開発中の暫定値 : 22インチタイヤ装着時)

荷室容量

290~2,017L

トーイングキャパシティ *1

3,500lbs(北米)
1,500kg(欧州)

*1:地域/仕様によって異なる
*2:開発中の暫定値