JOURNAL 

SOMPOインターナショナル、米国の労災保険専業会社を買収へ

米国市場における引受能力、販売網、事業規模の拡大により労災保険事業を強化

  • #ニュース

2026/07/09

 2026年7月7日、Sompo International Holdings Ltd.(SOMPOインターナショナル)は、米国子会社を通じて、労働者災害補償保険(労災保険)に特化したService Insurance Companies(サービス・インシュアランス・カンパニーズ)を買収することに合意したと発表した。


 サービス・インシュアランス・カンパニーズは、独自の販売プラットフォーム、高い保険金サービス対応力、そして中小企業(SME)セグメントへの強みを兼ね備えている。今回の買収により、米国の中小企業市場および総代理店(General Agents)市場において、SOMPOインターナショナルの引受能力を向上させ、商品、顧客セグメント、販売チャネルを横断して存在感を高める機会となるとしている。


■労災保険事業の強化とビジネスモデルの確立

 SOMPO Commercial P&C Insuranceの北米最高経営責任者(CEO)であるクリス・スパロ氏は、「サービス・インシュアランス・カンパニーズがもつ実績ある労災保険プラットフォームと、経験豊富なリーダ ーシップチームが加わることで、SOMPO インターナショナルは労災保険事業におけるトップクラスのビジネ スモデルが確立される。これにより、顧客や販売パートナー、すべてのステークホルダーに対して、これまで以上に大きな長期的価値を提供し、米国の企業向け保険市場における SOMPO インター ナショナルの差別化されたポジションを一層確固たるものにできると確信している」と、述べている。


 また、今後もSOMPOインターナショナルにおいて同事業の指揮を執る、サービス・インシュアランス・カンパニーズの現社長ブラッド・デイビス氏は、「強固な財務基盤と高い市場プレゼンスを持つ SOMPO インターナショナルの北米リーダーシップチームと 連携できる機会を得られたことを、大変嬉しく思う。 SOMPO インターナショナルとの協働によりサービ ス・インシュアランス・カンパニーズは、モノラインの労災保険会社から、規模と引受機能を強化し、市場にお ける影響力をさらに高めた多角的な企業向け保険グループへと事業領域を拡大することができる」と、コメントしている。


■両保険グループの概要

 SOMPOインターナショナルは、法人および個人向けの財産保険、賠償保険、スペシャルティ保険および再保険をグローバルに提供する保険グループ。親会社であるSOMPOホールディングスの137年にわたる歴史を基盤として、世界中で約1万名の従業員を擁しており、深い知識と専門性を活かして顧客の課題解決を支援している。


 1982年に設立されたサービス・インシュアランス・カンパニーズは、労災保険を専門とする保険会社。保険引受、保険金請求管理、ロスコントロールなど多岐にわたるサービスを提供し、顧客企業とその従業員をサポートしている。