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塗料メーカー値上げ相次ぐ

副資材から日常品まで広がる影響

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2026/04/21

 ホルムズ海峡のタンカーなど通過をめぐる混乱で、中東からの原油ないしは石油関連品の流通が不安定になっている。このため、供給量と価格の高騰による製品値上げの両面から、塗料だけでなく副資材から日常品まで影響が心配されている。

 とりわけ石油由来製品が多い塗料メーカーを中心に、公式、非公式な情報が流れている。国内の自補修塗料メーカーでは、ユーザーやマスコミから3月に報道されたのが日本ペイントのシンナー75%アップ。以降、順不同でリリースされているところを追うと、ロックペイントは3月25日よりシンナー類30%以上アップ、関西ペイントは4月2日より出荷統制、13日から50%以上の価格改定、大日本塗料は3月30日シンナー全般60%アップ、塗料類は5月7日から15%以上アップ、イサム塗料や外資系メーカーはWEBでの公式なコメントはいまのところなさそうだ。

 他の建築関係の塗料メーカーでも、大手のエスケー化研は4月のシンナー値上げに続いて、塗料も種類別に溶剤系20-30%、水性15-25%、粉体10-15%値上げを発表している。四国化成、中国塗料も同様に供給量や値上げに関してのリリースを出している。シンナーメーカーで知られる大伸化学は、まだリリースは見られない。