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BSR誌面連動企画 『失敗しないパネル鈑金のポイント』 第4回
損傷ケース② スズキ・スペーシア 左ドア 凹み
2025/06/13
「交換」から「修理」へ
すべての工程に『ものさし』があれば、
勘や経験に頼らず、誰でも明確な基準を持って「失敗しないパネル鈑金」ができる。
最初の事例はダイハツ・タントの左ドアの線傷・凹み修理を全3回にわたって追っていく。
[講師紹介]
エス企画 佐野 昌哉 (さの まさや)
エス企画(千葉県館山市)代表。
2017年まで鈑金塗装工場を経営。
事業承継後は全国の工場で鈑金技術の指導に当たっている。
[エス企画のWEBサイト] https://sanokikaku.jp/
損傷ケース② スズキ・スペーシア 左ドア 凹み
損傷ケース①にて、ダイハツ・タントの左ドアの線傷の確認から引き出し、フェザーエッジ作り、エアゾール式プラサフの吹き付けまでを解説した。それを踏まえて今回は別車両(スズキ・スペーシア)の左ドア凹みの修正について、特にパネルの引き出しに焦点を当てる。
パネルの引き出しを中心にフェザーエッジ作りまで
前回より深い凹みの引き出しを中心に作業をダイジェストしていく。幅は前回(ケース①:タント・左ドア線傷)と比較して幅はほぼ同じだが、より深い凹み傷への対応を見ていく。