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自販連、総会後の会長就任記者会見を開催

新会長にホンダカーズ札幌中央社長の髙田氏

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2026/04/03

 日本自動車販売協会連合会は、2月26日に2026年度定時総会において、新会長にホンダカーズ札幌中央の社長である髙田靖久氏が就任。翌27日に会長就任記者会見を開催した。

 髙田会長は、今後の活動方針として「国内市場の再生」、「税制改正への対応」、「カーボンニュートラル戦略の推進」、「コンプライアンスの徹底」、「地域社会への貢献」の5点を柱に据え、業界が直面する課題に取り組む決意を表明した。

 足元の市場環境について、2025年の国内登録車新車販売台数は289万8千台(前年比1.2%増)と微増で着地したと報告。年後半に新型車導入が少なかったことなどが伸び悩みの要因と分析した。一方、2026年についてはクリーンエネルギー自動車導入促進補助金などの経済対策や、ガソリン税の暫定税率廃止といった税制改正が追い風になるとの期待感を示した。

 具体的な販売台数の見通しについては、団体として公式な数値は公表しないとしつつも、髙田会長は「私個人としてはできる限りコロナ前の状態に戻していきたい」と述べ、「まずは区切りの300万台を超える水準になることを期待している」と意欲を見せた。中長期的には、国産カーメーカーが再び国内市場を重視し、ユーザー目線の魅力的な新型車を投入する流れに期待を寄せた。

 また、業界の重要課題である人材確保についても言及。整備士の採用難を背景に、特に若手メカニックの給与水準が確実に上昇しているとの認識を示した。人件費の高騰が経営に与える影響については、「DXと呼ばれるような効率的な働き方につながるものが導入されていけば、給与の水準と販売会社の収益もバランスが取れる」との見方を示し、効率化への取り組みの重要性を説いた。