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BASF、2025年カラーレポートを発表
2026/04/03
BASFはこのほど、「BASF自動車用OEM塗料カラーレポート2025」を発表した。
同レポートでは、消費者が定番色から離れる傾向が続き、個性の重視と自然に着想を得た美意識へと明確に移行していることを示した。グリーンは有彩色の中で世界的に最もトレンド性の高い色として着実に増加し、ブルーとレッドに次ぐ人気上位3色の一つとなっている。一方、ブルーとレッドは有彩色の中で人気だったが年々減少。ブルーは1ポイント減少、レッドはさらに大きく落ち込み市場全体のわずか3%にとどまり、定番の有彩色が低迷していることを明らかにした。
グレーは2ポイントの大幅な増加で、モダンでエレガントな選択肢としての地位を確立。ホワイトはやや減少した一方で、ブラックも減少して全体の18%にまで落ち込んでいる。この変化は、時代を超えた美しさと表情豊かな多様性を結び付ける世界的なトレンドを浮き彫りにしており、グリーンはより個性的で持続可能なカラーパレットへの移行を主導している。
地域別に見ると、アジア太平洋地域は引き続き無彩色が主流で、グレーが顕著に増加傾向を示す一方で、ホワイトは減少傾向になり、ブラックとシルバーは安定した数値を出した。アジア太平洋地域の自動車カラーデザイン責任者を務める松原千春氏は、「当社は過去のトレンド予測において、微妙な干渉効果が特徴のソリッドライクグレーと、柔軟な価値観を反映した都会的なニュアンスを持つグリーンを紹介してきた。現在、グレーの存在感は高まり、グリーンは地域全体にわたり注目されている」とコメントしている。