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トヨタ・プリウス(60系)ドライブシャフトブーツ破損でフロントドライブシャフトAssy交換になるおそれ
2026/01/09
トヨタ・プリウス(MXWH60系)およびプリウスPHEV(MXWH61系)において、フロントドライブシャフトのアウトボード側(車両外側)のブーツが損傷した場合、部品単体での交換ができない仕様が存在し、フロントドライブシャフトAssy(アッセンブリ)ごと交換が必要となることが分かった 。
特に、右側のアウトボードブーツについては、ブーツキットの供給設定がないことが確認されており 、ブーツが破れると高額なAssy交換が避けられない 。
右側だけでなく左側にも潜む高額修理のリスク
部品供給情報によると、「フロントドライブシャフトイン&アウトボードブーツキット」の部品設定は左側のみに限定されている 。このため、アウトボードブーツのキット供給がないのは右側であり、右側が損傷した場合はブーツ単体での修理ができず、フロントドライブシャフトAssyを購入することになる 。
しかし、部品供給元の解説では、アウトボード側のブーツが必要な場合は、それぞれに対応する右側または左側のフロントドライブシャフトAssyをオーダーするように指示されている 。この「右側または左側」という指示は、仕様によっては左側にもアウトボードブーツが分解できないものが存在する可能性を示唆している 。
黄色部の直径が赤色部の直径より大きい仕様の一部において、アウトボード側のブーツが脱着できないものはフロントドライブシャフトイン & アウトボードブーツキットの部品設定がない
非分解構造が交換を阻む
アウトボードブーツの単体交換ができない主な原因は、ドライブシャフトAssyに装着されたダンパ(振動吸収材)付近の直径が、アウトボードブーツ側の直径よりも大きく設計されているためである 。
この構造により、わずかなブーツの損傷であっても、部品代だけで6万円近くするドライブシャフトAssyを丸ごと交換せざるを得ず、工賃やアライメント調整費用を含めると修理費用が10万円近くになる可能性が高い。
カーオーナーへの注意喚起は必要
ブーツの破れは早期発見が重要だが、今回の構造的問題により、カーオーナーは予想外の高額な修理費用を覚悟する必要がある。車体整備工場やディーラーは、これらの特定仕様について構造を理解し、ユーザーへ事前説明を徹底することが求められる。
ちなみに同様の構造は前モデルのプリウス(ZVW5#系)でも確認されている。