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【車業界版・今日は何の日?】7月13日は「○○○の日」!現場で使える顧客トークネタ
~仕上がりに影響するクリヤー~
2026/07/13
7月13日は「ナイスの日」
7月13日は「ナ(7)イ(1)ス(3)」の語呂合わせから、物事をポジティブに捉える「ナイスの日」とされている。
車体整備の世界において、外観の美しさを最終的に決定づけ「ナイスな仕上がり」にする、一つの要素は最表層に塗装されるクリヤーの品質だろう。
近年、塗装品質の向上に伴い、高機能クリヤーの採用が増加している。これらの塗料は、通常のクリヤー樹脂に特殊な軟質樹脂(高弾性樹脂)を配合することで、洗車傷などの浅いすり傷であれば、太陽光などの熱によって自己修復する特性を持つ。高級車を中心に採用が広がっており、補修時にも専用のクリヤー塗料を使用することが指定されている。
高機能クリヤーは、その弾力性ゆえに補修時の取り扱いが非常にシビアである。溶剤の抜けが遅く、乾燥不足のまま次の工程に進むと、後から塗膜のトラブルが発生しやすい。赤外線ヒーター等を用いた強制乾燥の際も、メーカーが指定するパネル温度と加熱時間を厳密に守る必要がある。温度が高すぎても低すぎても、塗膜本来の自己修復性能や硬度が発揮されないため、正確な管理が求められる。
そして最難関の磨き工程。熱をかけすぎると軟質樹脂がコンパウンドに絡みつき、バフ目が消えなかったり、一度消えた傷が冷えてから再び浮き出てくる「戻り傷」が発生したりする。低発熱のバフや専用コンパウンドを使用し、パネルの温度を上げないよう慎重に磨き上げる技術が不可欠となる。