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トヨタ、新型「ハイラックス」を発売

デザインの刷新と1GDディーゼルエンジンの採用に加え、安全・コネクティッド機能を拡充

  • #ニュース

2026/06/01

 トヨタは、ハイラックスをフルモデルチェンジし、5月28日に発売した。

 ハイラックスは1968年の初代誕生以来、世界190以上の国と地域で販売され、人々の暮らしや仕事を支え続けてきた。日本市場では、高いQDR(品質・耐久性・信頼性)を強みに、アウトドアから仕事まで幅広いシーンで活躍する選択肢として支持されてきた。

 新型ハイラックスは、力強さと先進性を融合させたエクステリアデザインへと刷新するとともに、パワートレーンには、高い耐久性が特長の1GDディーゼルエンジンを採用した。走行性能の向上に加え、安全・安心機能やコネクティッド機能を拡充することで、日常使いからアウトドアまで、さまざまなシーンにおいて快適かつ安心に走行できるピックアップトラックへと進化している。


メーカー希望小売価格

(沖縄のみ価格が異なる。単位:円、リサイクル料金は含まれない)

グレード

定員(人)

駆動

エンジン

トランスミッション

価格(消費税込み)

Z

5

パートタイム4WD

1GD-FTV(2.8Lディーゼル)

6 Super ECT

4,980,800

Adventure

5,500,000

* 価格にはリサイクル料金は含まれない


Z“Adventure”

車両概要

多様なニーズに応える、強靭なスタイリング

 道具としての力強さと乗員に安心感をもたらす室内空間はそのままに、“Cyber SUMO”をデザインのキーワードとして、よりソリッドでシャープなスタイルへと進化させた。ベースとなる「Z」と、より個性とタフさを際立たせた「Z“Adventure”」の2つのスタイルを用意している。

 力士の「立ち合い」から着想を得て、オーバーフェンダーやラジエーターグリル、バンパーが生み出す造形により、安定した佇まいの中に力強い存在感を表現したフロントビューとした。「Z“Adventure”」は、タフさを強調するフロントロアバンパーガーニッシュや、マッシブな印象を際立たせるスポーツバーなどを採用している。

 インテリアには、悪路でも車両の姿勢を把握しやすい水平基調のインストルメントパネルを採用した。12.3インチセンターディスプレイを独立配置することで視線移動を抑えるとともに、幅広く直線的なセンターコンソールを室内中央に配置し、逞しさとタフな印象を強調している。

 運転操作に必要なスイッチ類をコンソール下部に集約し、ナビゲーションやエアコン操作との区分を明確にすることで、高い視認性と優れた操作性を追求した。


Z“Adventure”

Z“Adventure”(内装色 : ミネラル)

遊びの場面にも応える使い勝手の良いパッケージ

 全長5,325mm×全幅1,885mm×全高1,865mmの1ナンバーサイズボデーに、キャビンから独立したデッキスペースを設定した。多くの荷物を積み込めるパッケージとすることで、アクティブギアとしての使い方を広げる仕様となっている。

 最大500kg(社内測定値)の積載量とフラットな床面はそのままに、使い勝手をさらに高めたデッキスペースを設定した。テールゲート開口時の地上高を845mm(社内測定値)とするとともに、左右のリヤクォーターパネルにデッキステップを設定しており、足をかければ荷物に手が届きやすく、積み下ろしのしやすさに貢献する。


デッキスペース

デッキステップ

あらゆる道で快適な走り

 伝統のラダーフレーム構造やパートタイム4WD機構に加え、駆動力やブレーキ油圧を統合制御するマルチテレインセレクトを標準装備し、高い走破性を実現した。また、快適な乗り心地を追求したサスペンションや電動パワーステアリングの採用などにより、オフロードでの力強さはそのままに、オンロードでの快適な乗り心地と操縦安定性を向上させている。

 プラットフォームには、IMVシリーズで鍛え上げた伝統のラダーフレーム構造を採用した。フレームサイドレール断面の板厚増加などにより、車両全体のねじれや曲げに対して最適な剛性バランスを追求し、オンロードも含めた扱いやすさを実現している。なお、IMV(Innovative International Multi-purpose Vehicle)シリーズは、ハイラックス(ピックアップトラック3車型)、イノーバ(ミニバン)、フォーチュナー(SUV)の総称である。

 フロアパネルのスポット溶接打点数を36カ所追加した。フロア剛性を高め、床振動やこもり音を抑制することで、操縦安定性と乗り心地を向上させている。

 2.8L直噴クリーンディーゼルエンジン(1GD-FTV)を採用した。6速オートマチックトランスミッション(6 Super ECT)との組み合わせにより、低燃費と発進時から力強い加速をもたらす動力性能に加え、高い静粛性を実現している。

 トランスファー切替スイッチの操作のみで駆動方式を選択できるパートタイム4WDシステムを採用した。マルチテレインセレクトやマルチテレインモニターを標準装備し、さまざまな路面状況における高い走破性を確保している。

 足回りは、造り込んだボデー剛性に対してサスペンションのスプリングレートを最適化するとともに、ショックアブソーバーの減衰力を見直すことで、オフロードはもちろん、オンロードにおいても接地感のある快適な乗り味を追求した。

 電動パワーステアリングの採用により、すっきりとしたステアリングフィールや低速時の取り回し性に配慮するとともに、オフロード走行時にキックバックによって生じるステアリングの不要な振れを低減し、安定した操舵に貢献する。

 電動パーキングブレーキの採用により、全車速追従機能付レーダークルーズコントロールに停止保持機能を追加し、長距離運転時の渋滞などもサポートする。


ラダーフレーム構造

充実の安全・安心装備と快適・便利な機能

 安全・安心装備や先進のコネクティッド機能を充実させ、幅広いシーンでドライバーをサポートする。

 一般道におけるドライバーのステアリング操作ならびにブレーキ操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストや、プリクラッシュセーフティにおいて、交差点右折時の対向直進車ならびに右左折時の対向方向からの横断歩行者を検知する機能を追加するなど、Toyota Safety Senseの機能を拡充した。

 車両がDCM(Data Communication Module:車載通信機)を通じてセンターと常時接続することで、最新の地図や交通情報を活用できる12.3インチHDディスプレイのディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusに加え、エアバッグ作動時には自動でオペレーターに接続し迅速な対応につなげるヘルプネットなど、安心で快適なカーライフを支えるコネクティッド機能を備えた。なお、コネクティッドナビは初度登録日から5年間は無料でサービスを提供し、6年目以降はT-Connectとの契約更新にて有償で利用可能となる。

 DCMを活用したソフトウェアアップデートにより、安全・安心機能や車両機能を継続的に進化させていくとしている。


エアバッグ作動時に自動でオペレーターに接続するヘルプネットに対応

Z“Adventure”

Z“Adventure”(サルファメタリック)

販売概要

 月販基準台数は690台としている。

販売店装着オプション

 デッキの利便性を高めるアイテムを中心に、さまざまなアクティビティに対応する販売店装着オプションを用意している。主なラインアップは以下の通り(いずれもアドベンチャースターターセット内容)。

  • ベッドライナー(オーバーレール)
  • テールゲートリフトアシスト(ダンパータイプ)
  • テールゲートエンブレム(シルバー)




ベッドライナー(オーバーレール)

テールゲートリフトアシスト(ダンパータイプ)

テールゲートエンブレム(シルバー)

生産工場

 生産は、トヨタ・モーター・タイランド(Toyota Motor Thailand Co., Ltd.)のバンポー工場で行われる。