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【レストモッド】留まるところを知らないレストモッドブーム メルセデス560SECが7.5リッターV12エンジンを搭載した「レンテックSEC V12スレッジハンマー」へと変貌
2026/05/20

7.5リッターV12を搭載したハードコアなメルセデスSEC。メルセデス専門のチューナー、レンテックがメルセデスSEC(C126)を「スレッジハンマー」へと生まれ変わらせた。生産台数はわずか12台のみ!
レストモッドブームはとどまるところを知らない。今やほぼすべての象徴的なクラシックカーに現代的な再解釈が加えられているが、それでもなお、その圧倒的な数に埋もれるポルシェのレストモッド群からひときわ際立つほど壮観なプロジェクトが次々と登場している。その好例が、「レンテックSEC V12スレッジハンマー」だ!
レンテックは、40年近くにわたりその壮大なフルカスタムで知られる、米国を拠点とする名門メルセデスチューナーだ。1990年代末には、一見無害そうな12気筒モデルに巨大な7.4リッターV12エンジンを搭載したが、今回、さらにその上を行くモデルを発表した。
コードネーム「スレッジハンマー」
1981年から1991年にかけて製造された「メルセデス 560 SEC(C126)」をベースに、レンテックは「SEC V12スレッジハンマー(Renntech SEC V12 Sledgehammer)」という、その実力に驚かされるレストモッドを発表した。「スレッジハンマー」という愛称は、伝説的な「AMG 560SEC 6.0-4V Wide Version」通称“ハンマー”へのオマージュであるだけでなく、その性能を象徴するものでもある。というのも、ボンネットの下で稼働するエンジンは、かつてメルセデスが「126」型に搭載したものと、もはや何の共通点も持たないからだ。かつては300馬力が上限だったところ、このチューナーは出力を2倍以上にも引き上げた。

7.5リッターV12エンジンは、C126のエンジンルームに難なく収まるはずだ。カーボン製インテークシステムは必須である。
レンテックは、標準装備のV8エンジンに代わって、この大型クーペに迷わずV12エンジンを搭載した。採用されたのは「M120」で、元々は排気量6.0リッターの自然吸気12気筒エンジンである。しかし、チューナーにとってそれだけでは不十分だった。レンテックはエンジンをなんと7.5リッターまでボアアップした。「メルセデスCLK GTR(当初は6.9リッター、後にスーパースポーツ版で7.3リッター)」や、「パガーニ ゾンタ」でさえ、V12エンジンの排気量は最大で7.3リッター(同車ではM297と呼ばれる)にとどまっていた。
660馬力以上、880Nm
その結果、パワーは660馬力以上、880Nm以上となる見込みだ。また、「SEC」がパガーニに音響的にも引けを取らないよう、レンテックはV12特有の音色を生み出すための専用マニホールドを開発している。トランスミッションについては、チューナー側は現時点で何も言及していないが、その圧倒的なパワーはすべて後輪に伝達されるものと推測される。

すべてを一新:レンテックがSECを徹底的に改造した。その結果生まれたモデルには、「スレッジハンマー」という、魅力的な愛称が付けられている。
外観においても、この「SEC」はもはや量産モデルとは一線を画している。現時点ではレンダリング画像のみだが、これらの図面からは、スレッジハンマーがかなりワイド化されていることがはっきりと見て取れる。リヤフェンダーは当時のAMGモデルに引けを取らないほどであり、フロントフェンダーはさらに顕著に張り出している。ボンネット、ラジエーターグリル、フロントスカートも新たにデザインされている。リヤには、このハードコアな「SEC」にディフューザー、スポイラー、そして4本のマフラーが装備されている。深みのあるディープリム(これぞ本物だ!)を備えた新しい5本スポークの鍛造ホイールが、そのギャングスター風のルックスを完成させている。
生産台数はわずか12台
インテリアのレンダリング画像はまだ公開されていないが、レンテックはこれについても完全にカスタマイズ可能であると約束している。「SEC V12スレッジハンマー」は、合計でわずか12台のみが生産される予定だ。チューナー側は現時点で価格を明らかにしていない。しかし、最初の顧客向け車両は2026年内に完成する見込みである。
Text: Jan Götze
Photo: www.carscoops.com // Renntech Sledgehammer
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