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システムユーザーレポート vol.42 満山自動車(ラクロスⅢ)

30年以上使用するソフトとともに「できないことをなくす」

  • #ユーザーレポート

2026/04/27

満山自動車

社長=満山敏彦 所在地=福島県郡山市安積町成田島ノ後7

使用ソフト=ラクロスⅢ

https://mitsuyama.co/

「やらないのならば、うちがやる」が大きな転機に

福島県内で最多の人口を有する郡山市。郡山駅から車で20分弱の場所に満山自動車がある。創業は1972年。満山英雄氏が塗装専門工場として開業し、ニーズの高まりから鈑金も手がけるようになったという。転機は1990年ごろ。バブル景気もあり福島県内でも輸入車が増えた一方で、輸入車を直せる工場は多くなかった。この状況は集客につながると考えた同社は「誰もやれないのならば、うちがやる」と輸入車を直すのに必要なボデー修正装置を県内初導入する。すると、輸入車が直せる工場としての認知が広まり、集客につながるようになった。

2002年に満山敏彦氏が社長に就任し、BMWミニの指定工場としての実績を積み上げてきた。2023年12月には満山雄也取締役が中心となりテスラの認定工場資格を取得するなど、輸入車修理に強みを持つ。「エリア的に輸入車の修理ができるところは限られる。他社ができなかったことを追究した結果だろう」と満山取締役は語る。

満山敏彦社長(左)と満山雄也取締役

スタッフは役員を含め16人。ある程度の作業分けはあるが、ほぼ全員がマルチで動けるため、作業に穴ができず生産性の高さを維持する。現在の月間入庫台数は鈑金100〜150台で、輸入車が6割、国産車が4割程度となっている。また、同社では輸入車ディーラーの新車プールとして提供しているため、新車加修の対応もしており、月間処理台数は200台を超える。

土地柄、イノシシとの衝突事故による入庫も多いという

30年以上に渡り同社を支えてきたソフトとともに

同社が事故車修理料金算出システムとして見積りソフトを導入したのは30年以上前。当時のリペアテック社が出した「見積り博士・CD-1」の導入が始まりだった。その後、プログレス、正宗、モレノンと使用し、現在の自動車整備鈑金統合システム・ラクロスⅢの使用に至っている。

満山社長は「長年使用しているが、大きな問題や不満もない」とし、満山取締役は「これまで数多くの営業担当が変わってきたが、社員全員が工場に寄り添って一緒に工場をより良くしたいという思いを感じさせる」と評価。特にサポート体制については「サポートダイヤルでは誰が出ても、ちゃんと懇切ていねいに応えてくれて、どうしたら良いか、ソフトなどに関しても相談に乗ってくれているのでとても助かっている」と満足度の高さを口にする。

今後の目標について満山取締役は、「この業界のイメージを払拭し、鈑金塗装を認知してもらえるよう付加価値を高め、会社としても業界としても社会的地位を上げていきたい」と熱を込める。そして、「この業界で働く人たちが誇りを持てるようにしたい」と業界全体の底上げも視野に入れている。「実際に自社では、頑張っているスタッフには言葉ではなく給与で応えている。少しでも良い生活をしてもらいたい」としっかりと努力するスタッフへの評価も大切にする。

長年同社とともに事業を支えてきたソフトを活用し、技術と人の両面で「できないことをなくす」挑戦を続けていく。

見積もりソフトは長年同社とともに歩んできた

※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2025年9月号に掲載の記事を元にしています。

※掲載内容は、取材当時のものです。

自動車整備業鈑金統合システム RacroS3(ラクロス3)
自動車整備業鈑金統合システム RacroS3(ラクロス3)



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