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システムユーザーレポート vol.43 THE BODY SHOP BIHAKU(ラクロスⅢ)
創業から活用し続けてきたソフトとともに、その先を目指す
2026/04/27
THE BODY SHOP BIHAKU
社長=稲垣達也 所在地=茨城県猿島郡境町金岡371-8
使用ソフト=ラクロスⅢ
責任を持った仕事で信頼を得た結果、未来への投資が可能に
江戸川と利根川の分岐点に位置し、米などの農産物のほかにも日本初の自動運転バスの定常運行でも知られる茨城県猿島郡境町。のどかな田園が広がる中にBIHAKUがある。
稲垣達也社長は県内の鈑金塗装工場で経験を積み、2013年に独立を果たしたが、創業当初は苦労の連続だったという。近隣の修理工場からの下請けや、業者から業者、人から人の紹介を受けて、綱渡りの経営を続けてきた。それでも「仕事は責任を持ってきちんとやってきた。品質や納車に関するクレームもほぼない」と話すように、品質の高い仕事を提供することで自然と顧客がついてくるようなった。経営は安定し始め、今年1月には念願のプッシュプル型塗装ブースを導入した。
現在は新工場の設置を計画しており、すでに土地と建屋の準備は終わっているという。「目先の仕事に追われて時間がなかったが、ようやく未来に向けて投資ができるようになった」として、「コンプライアンスが年々厳しくなっている中、現在の工場は敷地的に資格取得は厳しかったが、次の工場では積極的に取得に向けて動き出せる」。来年度には第2工場の稼働を予定している。
稲垣達也社長(右)と稲垣海斗氏
苦手なPCを使った作業も営業マンとサポートダイヤルでカバー
同社が自動車整備業鈑金塗装統合システム「ラクロスPM」を導入したのは創業して間もなく。「管理や見積りなどソフトが必要だといういうことは前職場時代から考えていた」とする稲垣社長だったが、PCに関しての知識はほとんどない状態での導入だった。
しかし、「導入当初の担当営業マンがとても親身になってPCやプリンターの細かい設定から、ソフトの使い方、鈑金塗装の見積書や整備納品書の作り方まで様々な面で面倒を見てくれたからこそ、ここまで使うことができた」と振り返る。操作に慣れた後も分からないことがあればサポートダイヤルに連絡。「困ったことがあればすぐに解決方法に導いてくれる。自分で解決を目指していたらどれだけ時間を費やしていたかを考えると、感謝の言葉しかない」。
それでも使えていない機能もあるそうで、「ほかのソフトがどうかは分からないが、それでも工場を良くしようとする機能が多くあるのは理解している。しっかりと営業マンやサポートダイヤルに聞いて、さらに作業効率を上げていきたい」。
導入当初は慣れなかったPC操作も今ではスムーズそのもの
利益を確保し、しっかりと給与に反映させてあげたい
ラクロスPMの導入から12年。現在担当する営業マンの情報と手助けを得ながら、補助金を活用して「ラクロスⅢ」を導入した同社。また、昨年には「整備でなく鈑金塗装がしたい」という理由で2級整備士資格を取得する同姓の稲垣海斗氏がディーラーを退職して入社した。
「資格を持ち、仕事に責任を持って頑張ってくれているスタッフにはしっかり給与という形で評価をしてあげたい」と話す稲垣社長。創業から歩んできたソフトをより活用し、新工場設立など業界に合わせて変化をしていく同社は前に進み続けていく。
新工場として予定している倉庫内
※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2025年10月号に掲載の記事を元にしています。
※掲載内容は、取材当時のものです。

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