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ブリヂストン、油圧ホース・水素充填ホースの新商品「ØPTIFY」を発表

従来品比で曲げ半径10%以上低減、15%以上の軽量化を実現し、作業性やスペース効率の向上に貢献

  • #ニュース

2026/07/06

 ブリヂストンは2026年6月10日、油圧ホース・水素充填ホースの新商品「ØPTIFY」(オプティファイ)を発表した。「ØPTIFY」は、耐圧・耐久性能などの強さを確保しながら、従来品対比でホースを軽く・細く・曲げやすくすることにより、作業性向上とスペース効率向上を実現する。2026年7月には水素充填ホースの「ØPTIFY」の販売を開始し、油圧ホースにも「ØPTIFY」を順次展開していく。


開発の背景

 ブリヂストンのホース商品ラインアップでは、耐圧性や耐久性に優れたホースとして、幅広い用途に対応する「PASCALART」(パスカラート)、大口径の「JUMBO ACE」(ジャンボエース)、高温対応の「EPOQU」(エポーク)などを保有している。一方、近年では市場環境の変化に伴い、建設現場での作業性向上のニーズや、建機の多機能化に伴うスペース制約への対応が求められており、ホースの柔軟性や取り回しのしやすさに対する新たなニーズが高まってきた。 そこで、従来同様の耐圧性や耐久性を確保しながら、より軽く・細く・曲げやすい性能によって作業性やスペース効率の向上を実現する「ØPTIFY」を開発した。同商品は、Optimize(最適化する)とUnify/Simplify/Fortify(一体化する/簡易化する/強化・高める)の意味が込められた、ホースの新商品ブランドだ。


新商品の特長と技術概要

 「ØPTIFY」は、同社がタイヤ事業で長年磨き上げたゴムやスチールコード、複合材の材料技術とホースの設計・製造技術を結集し、耐圧性と耐久性を確保しながら、従来品である「PASCALART」、「JUMBO ACE」、「EPOQU」対比で、曲げ半径10%以上低減、15%以上の軽量化などの性能向上を実現したもの。

 従来の性能に加えて、作業性・スペース効率向上を可能にする強さとしなやかさを両立するための具体的な技術概要は以下の通りだ。

  • 金属ワイヤ-ゴム間の接着技術と材料配合技術により、強さとしなやかさを両立。
  • 金属ワイヤとゴムの配置を最適化する構造設計技術により、高圧化・高耐久性を実現。
  • 高速で精密にワイヤを巻きつける生産技術により、上記構造設計技術を適用したホースの量産化を実現。

 工事現場などの建設機械の稼働に不可欠な油圧ホースにおいては、作業性の向上により、スムーズに所定の位置にホースを取り付けやすくなり、ホース交換時のダウンタイムの短縮や機械メーカーにおける生産性の向上につながる。また、建設機械においては油圧コンポーネントやホースのレイアウトの自由度が強く制約されるという課題に対し、曲げやすさを向上させた油圧ホースの「ØPTIFY」が設計時のレイアウトの自由度向上に貢献する。 また、水素ステーションなどに導入される水素充填ホースにおいては、超高圧・大流量・曲げやすさを高次元にバランスした「ØPTIFY」により、水素ステーションでの充填時間短縮を実現する。これにより、商用車や建設機械を含めて水素車両の普及を後押しし、カーボンニュートラル社会の実現にも貢献する。


今後の展開

 同社は、今後「ØPTIFY」を油圧ホース・水素充填ホースに順次拡大し、社会インフラを支える顧客のイノベーションの推進に貢献しながら、ホース事業のさらなる成長を図る方針だ。今後は、顧客との商品説明会や技術交流会、展示会等を通じて「ØPTIFY」に触れ、作業性向上・スペース効率向上につながる曲げやすさや軽さなどの特長を体感してもらう予定としている。

 同社は、「ØPTIFY」の提供を通じて顧客の多様なニーズに応え、顧客価値・社会価値に貢献することで、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」で掲げる「Efficiencyモビリティを支え、オペレーションの生産性を最大化すること」にコミットしていくとしている。