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パナソニック オートモーティブシステムズのコックピット統合プラットフォーム「CDC」をマツダとして初採用!
新型CX-5に搭載
2026/07/08
パナソニックオートモーティブシステムズは7月7日、次世代モビリティの頭脳と位置づけるコックピット統合プラットフォーム「CDC」発表した。これは、マツダの新型CX-5に初採用されるものであり、長年にわたる両社の協業の成果である。このCDCは、単なる車載部品の統合ではなく、アップデート可能で進化し続けるソフトウェア定義車両(SDV)の基盤であり、先進のユーザー体験(UX)を実現する革新的なコックピットプラットフォームとなる。
新型CX-5
SUVの王道を極める
新型CX-5の開発にあたり、マツダは「SUVの王道を極める」という方針を掲げた。これは、安心・安全を基本価値に置きながら、人間中心の車作り、人馬一体の走り、そして「魂動(こどう)デザイン」というマツダ独自の思想を進化させることを意味する。同時に、日々の使い勝手に徹底的にこだわり、マツダならではのSUVを目指したという。
エクステリアは、スポーティーでエモーショナルなスタイリングを継承しつつ、シンプルで力強い安心感や信頼感を高める方向で進化させた。一見シンプルに見えるボディには魂動デザインの巧みな造形が込められており、ボディへの映り込みや光の動きによって、見るたびに新しい表情を感じさせることを狙っている。
インテリアは、「走る喜びを感じるコクピット」と「くつろげる居住空間」の両立を追求。エアコンのルーバー加飾やホーンパッド上のワードマークなど、水平基調の造形によって車の動きをつかみやすくすると同時に、空間の広がりと上質さを演出している。
運転に集中できるコクピット設計
新型CX-5では、ドライバーが視線を大きく外すことなく安全に操作できる、直感的で使いやすいヒューマンインターフェース(HMI)の実現に力が注がれた。その内容は、優れた視界視認性、理想的なドライビングポジション、そして運転に集中できるコクピット設計の3つの要素から構成される。例えば視界視認性においては、Aピラーに高張力鋼板を用いて細くすることで視界を広げるなど、緻密な改善が施されている。
今回の開発で特に刷新されたのが、コクピット設計におけるHMIである。この領域において、パナソニックオートモーティブシステムズが重要な役割を担った。具体的には、ヘッドアップディスプレイ、メーターとセンターディスプレイを統合制御する「コクピットドメインコントローラー」、さらに静電センサー付きステアリングスイッチがパナソニックの担当領域となる。これら各デバイスがコクピットドメインコントローラーを中核としてシームレスに連携することで、ドライバーが運転に集中できる一体感のあるコクピットが構築された。
ともにお客様価値から考え、システムを開発するパートナー
コクピットドメインコントローラーには「Googleビルトイン」が搭載され、GoogleマップやGoogle Playが利用できるほか、アップデートによりGoogle Geminiにも対応予定で、操作性と楽しさの向上が図られている。また、グラフィカルユーザーインターフェースにはUnityを採用。Unityの3Dグラフィックにより、直感的な操作が可能になった。
マツダとパナソニック オートモーティブシステムズは、HMIの分野で10年以上にわたる共創の歴史を持つ。マツダの江角圭太郎氏は両社の関係を、従来のOEMと部品サプライヤーという関係を超え、「ともにお客様価値から考え、システムを開発する、謙虚、尊敬、信頼を持ち合うパートナーである」と語った。この強固なパートナーシップは、新型CX-5の革新的なコクピットシステムに結実している。
マツダの江角圭太郎クルマ開発本部領域長
グローバル競争力のあるSDVの基盤を
マツダは今後、パナソニック オートモーティブシステムズとともに、グローバルな競争力を持つSDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)の基盤を進化させていく方針だ。今回の新型CX-5における協業は、その未来に向けた重要な一歩と言えるだろう。両社の共創が生み出す価値は、単一の車種に留まらず、これからの自動車産業における新たな開発モデルを示すものとなるかもしれない。
江角氏は、新型CX-5が「多くのお客様の日々の生活の中で、末永く愛される車になるように作り込んでいる」と述べ、その完成度を体感してほしいと呼びかけた。マツダの思想とパートナーとの協業によって磨き上げられた新型CX-5が、市場にどのような影響を与えていくのか、その動向が注目される。
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