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ダイハツ・ロッキー(HV)の認証申請で不正。トヨタ・ライズ(HV)とあわせ出荷停止に

  • #一般向け

2023/05/24

ダイハツ・ロッキー(HV)の認証申請で不正。トヨタ・ライズ(HV)とあわせ出荷停止に


 ダイハツは5月19日、ロッキーならびにトヨタ・ライズのハイブリッド車の認証手続きに不正があったことが判明し、同日付けで出荷と販売を停止することを発表した。
 同社は4月28日に海外向け車両の側面衝突試験(UN-R95)で不正行為があったことを発表しており、社内の認証業務を改めて点検していたところ、ロッキー・ライズの不正が判明した。
 不正の内容は、電柱などを模した円柱状の剛体を車両側面に衝突させる試験(UN-R135)において生じた。以下に不正内容の詳細について同社が説明した内容を原文のまま記す。「ポール側面衝突試験(UN-R135)では、左右の試験を実施する必要があり、その試験データの提出が必要になります。今回、助手席側(左)は立会いのもと試験を実施しました。運転者席側は右側の社内試験データを提出すべきところ、左側のデータを提出してしまいました。」
つまり、本来は左右の試験を実施し、その試験データの提出するところを、助手席側の試験を実施したものの、運転者席側は助手席側のデータを提出していた。尚、対象となる車両はロッキー(HV)が22,329台、ライズ(HV)が56,111台。
今後の対応は現在確認中であり、改めて発表するとしている。

不正があったとされる試験内容。本来は運転席側と助手席側、両方のデータを提出しなければならなかったが、実際には運転席側に助手席側のデータを入れて提出していた