JOURNAL 最新ニュース
「ポルシェクラシック」で旧型車用純正補修部品の再生産や新規開発・販売、レストアや点検整備・修理まで手厚くサポート【オートモビルカウンシル2022詳報:ポルシェジャパン】
往年のナナサン・カレラやスーパーカレラ、最新のタイカンや911も展示
2022/04/28
2022年4月15~17日に幕張メッセで開催された、新旧名車と自動車文化の展示会「オートモビルカウンシル2022」。
国内外から76社・団体が出展した中、ポルシェジャパンは超高性能EVセダン「タイカン」や、ポルシェの象徴的存在となっているRR(リヤエンジン・リヤドライブ)スポーツカー「911」の最新モデルに加え、1973年式「911カレラRS2.7」と1980年式「911スーパーカレラ」、2台のクラシックモデルを展示。「ポルシェクラシック」と呼ぶ旧型車向けアフターサービスについても紹介した。
オートモビルカウンシル2022のポルシェジャパンブース。手前よりポルシェ・タイカンターボS、911カレラ4GTS、1980年式911SC、1973年式911カレラRS2.7
「ポルシェクラシック」では、旧型車用純正補修部品の再生産や新規開発・販売、検索システムの提供に加え、ドイツ・シュツットガルトのポルシェ本社内およびアメリカ・アトランタにある「ポルシェクラシックファクトリーレストア」や、ポルシェAGが認定したクラシックカー取扱ディーラー「ポルシェクラシックパートナー」でのレストア・点検整備・修理も行っている。
1973年式ポルシェ911カレラRS2.7
今回展示された4台のうち、「ナナサン・カレラ」こと1973年式「911カレラRS2.7」はシュツットガルトで今夏にフルレストアを実施予定の車両。「スーパーカレラ」こと1980年式「911SC」はポルシェジャパンが所有するメカニック育成トレーニング用車両で、現在はオリジナルの状態に戻すプロジェクトが進行している。
1980年式ポルシェ911SC
またブース内には、ポルシェ純正補修部品とそれらを用いたグッズ類、ポルシェ認証タイヤのほか、旧型車に違和感なく後付けできるディスプレイオーディオ「ポルシェクラシックコミュニケーションマネジメントシステム」(PCCM)および「PCCMプラス」も出品。旧型車オーナーに対する手厚いサポート体制をアピールしていた。
(文・写真=遠藤正賢)
部品・グッズ類の展示コーナー。右のタイヤはピレリPゼロロッソ
3.5インチディスプレイを備える1DINサイズのPCCM(左)、7インチディスプレイを備える2DINサイズのPCCMプラス(右)
あなたにおすすめの記事
-
【IAAE2025:厚生労働省】自動車整備・修理工場やディテーリングショップは化学物質による労働災害リスクにどう対処すべきか?
2025/04/11
-
【IAAE2025:BTO、イヤサカ、安全自動車】整備工場・車体修理工場の経営多角化や作業効率向上に寄与する最新製品を訴求
2025/04/07
-
【IAAE2025:国土交通省】自動車整備業界の現状は? 人材確保はどうする?
2025/04/07
-
ヒョンデ、大阪コリアタウンにて新型EV「INSTER」など展示イベントを開催
2025/04/05
-
アクサルタ、新型測色機「アイラス・スキャン」日本導入を発表
2025/02/25
-
積水化学工業、IAAE2025に出展
2025/02/25