Q&A 鈑金・塗装のご相談
ヘッドランプの焦点調整について
2022/06/21
Q
- 質問者
kkさん
ヘッドランプの取替や脱着の工賃(工数0.3、0.4)の中に入っている焦点調整含むという項目は、ヘッドランプテスターなどを使ったヘッドランプ光軸調整についてだと思うのですが、最近の車は、以前のヘッドランプテスターでは対応できず、新たにヘッドランプテスターを導入しないと調整ができない車両などが増えてきました。そのような場合でも、工賃に含まないといけないのでしょうか?そもそも、ヘッドランプ調整を含んで0.3とか0.4だと安すぎるような気がします。
A
- 回答者
プロトリオス
ご質問ありがとうございます。ヘッドランプ焦点調整について回答させて頂きます。
最近のヘッドランプは、昔と違って複雑な構造になっている物が多いようですし、ご指摘の通り、新しいテスターでないと光軸調整出来ないという事もあるかと思います。しかしながら、ヘッドランプの指数には焦点調整を含んでおり、追加で工数計上する事は難しいと思われます。ご存知かと思いますが、指数テーブルマニュアルに以下のような表記があります。
Q.ヘッドランプAssy脱着または取替の指数値が、片側の場合と両側の場合で、あまり差がないのはどうしてですか?
A.片側作業、両側作業にかかわらず、両側分の焦点調整とその準備時間を含んでいるためです。
※指数テーブルマニュアル(2021年10月発行) 指数Q&Aより引用
指数値のほとんどは、焦点調整に割り振りされており、ヘッドランプの脱着作業には、ほとんど数値が割り振りされていない事が推測されます。周辺部品が取り外された状態で、取り付け位置が正常な状態から、取り外す作業でボルト3本程度で締結されている部品であれば、さほど、時間がかからないという判断かと思われます。また、新しいテスターを購入したという事であれば、これはテスターに限らずですが、新しい設備を導入したという事であれば、基本、そのコストは指数対応単価に反映させるべき問題かと思います。
ログインして コメントを書き込む
投稿する