Q&A 鈑金・塗装のご相談
フレーム修正機の基本指数
2012/09/11
Q
- 質問者
やっさんさん
治具式のフレーム修正機を導入した場合、マウント、ディスマウントを含む内板骨格の基本指数3.5は適正なのでしょうか?
3.5の内訳でセット、リセットが0.9程度ですが治具式では、より時間が必要な気がします。
A
- 回答者
プロトリオス
『3.5の内訳でセット、リセットが0.9程度ですが治具式では、より時間が必要な気がします。』とのことですが、ジグ式修正機の場合、固定する箇所が4点以上になり、さらにジグのセットにそれぞれの時間がかかるためマウント・ディスマント(セット・リセット)作業のみを考えれば時間的に通常の4点固定よりも工数が嵩む点に異論はありません。しかし、ジグ式の場合、修正機の台座についているメジャーなどで寸法計測をしながら固定していくことになります。
従って基本指数の0.90のみではなく、事前計測作業の0.60との合計1.50がジグ式のマウント・ディスマウント(セット・リセット)の工数になると考えられます。ジグ式と他の修正機での作業とは単純に比較できないところがございますが、それらを総合的に見て判断してみてください。また、ジグ式に限ったことではありませんが、アタッチメントを車体に取り付ける為の部品脱着作業は含まれません。
ジグ式のボデー修正機と他の修正機を比較した場合、精度や作業性、コストなどそれぞれにメリット、デメリットがあり、ボデー修正作業のみでは判断できない事を考慮した上で判断して頂ければと考えます。
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