Q&A 鈑金・塗装のご相談
バンパーブラケット交換指数について
2021/02/11
Q
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質問者
USAさん
バンパーを脱着する際にボディー側についているバンパーブラケットは基本的にツメが折れる可能性があるため左右とも交換するようにしています。
自研センターの指数の説明のところにもボディー側についているバンパーブラケットはバンパー脱着の指数に含まれてないと書かれています。
しかし大半の保険会社からはバンパー脱着の付属品に含まれると言われます。
指数も0.1〜0.2位しか請求していないのですがなぜ減らすように言われるのでしょうか?
(バンパーブラケットの部品代は特に何も言われません)
A
- 回答者
プロトリオス
ご質問ありがとうございます、バンパーブラケット交換について回答させて頂きます。
ご質問からでは具体的な車種名がわかりませんので、バンパーブラケットもフェンダー側に取り付けられているバンパーステー、バンパーリテーナーを前提として回答させて頂きます。
バンパーステーやバンパーリテーナーは、フロントフェンダーやクォーターパネルの付属品として扱われており、フロントバンパー、リヤバンパーの脱着や取替で作業が必要となった場合は、別途計上が可能かと思います。ご質問にある通り指数マニュアルには、バンパーの脱着及び取替のどちらにも除く作業として「バンパー取り外し後に、ボデー側に残された付属品の脱着」とあります。保険会社がバンパーの作業に含まれると言うのは、何か勘違いをされているのかもしれません。ご存知のようにバンパーに何らかのダメージがあった場合は、バンパーリテーナーにも応力がかかり破損している可能性が高まります。このようなことから工場によっては作業の遅延を防ぐため等の理由で、あらかじめバンパーリテーナーを購入している場合もあるようです。保険会社が部品代の事で何も言わないのは、このような事情があるからかもしれません。技術料については、この部品そのものがボルト2、3本で留められている部品であること、指数外の作業であることを考慮すると片側でも両側でも0.10程度にしておくのがよいのではないでしょうか。