Q&A 

溶接を伴う修理の指数と工法について

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2018/12/10

Q

質問者
山田さん

お世話になっております。

指数と修理工法について質問お願致します。

溶接されている部位の交換や溶接はメーカーの修理書に沿った内容で作成されているのでしょうか?

例えばクォーターパネルの切り継ぎ箇所などです。

クォーターパネルの交換指数はほとんどがクォーターウィンドの中間付近のピラー部で切り継ぎで作成されています。

現在の車種は後方ピラー部が薄く面積が広い車種が多い為、溶接の熱で大きく変形して歪んでしまいます。

20cmから30cmくらいの幅があります。

切り継ぎ箇所としては非常に困難で不適切な切り継ぎ箇所ではないでしょうか。

部品の供給はルーフサイドレール部まで繋がった形で供給されます。

強度や仕上がり品質を考えると供給形態のままルーフサイドレールで切り継ぎした方が良いと思いますが、指数に従った箇所で切り継ぎ交換しなければならないのでしょうか?

メーカーの修理書通りなのか、指数作成者の判断なのか知りたいと思い質問致しました。

宜しくお願い致します。

A

回答者
プロトリオス

指数テーブルマニュアルに記載されている、指数における修理作業方法の基本は以下の通りです。

指数の考え方
・作業方法
原則として自動車メーカーの修理書に記載された作業方法と手順に則った作業を自動車メーカー指定、または、推奨する工具を使用して行なう。
ただし、自研センターにおいて安全確実な修理が可能で、より合理的な作業が可能と判断した場合はその方法による。
国産車、輸入車を問わず安全性、耐久性、経済性を重視し、カーメーカーで指定あるいは推奨している修理作業方法および材料を基本にしています。

上記内容が、指数テーブルマニュアル(2018年10月発行)の「本書ご利用にあたり」と「指数一般知識Q&A」に記載されています。