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    シニアジョブ、シニアの自動車鈑金・塗装の求人調査結果を発表

    • #ニュース

    2024/09/11

     シニア支援専門求人メディアのシニアジョブ(中島康恵社長、東京都新宿区)はこのほど、自動車鈑金・塗装の求人に応募した就業決定者と不採用者の傾向調査結果を発表した。
     他業種に比べて応募総数に対する就業決定率は25%と高く、未経験者も就業決定している一方で、不採用となった求職者の傾向は、応募件数が少ないことや未経験者などが多い傾向が明らかになった。
     鈑金・塗装求人の平均年齢は就業決定者が54歳、不採用者が52.4歳とほぼ差はなかった。不採用者のうち、応募件数が1件の求職者が不採用者に占める割合は50%
    と高く、また、応募件数1件の求職者のうち経験20年以上が46.2%を占めており、さらに不採用者のうち経験20年以上の求職者の平均応募件数が1.3件と少ないことから、鈑金・塗装の経験豊富な求職者でも応募件数が少ない場合、不採用になりやすいことも分かった。
     今回の調査結果から中島社長は、「基本的には経験が重要。これは鈑金・塗装に限らず、自動車整備士でも他の職種でも変わりがない。即戦力であることを求められやすいシニアの転職では、実務経験が非常に重要であることが明確になった」とし、「転職の難易度は年齢とともに上がるため、1社で内定を得ることはほとんどない。別サービスのシニア専門人材紹介では、1人のシニアの方のために何百社と我々が連絡することも日常だが、求人メディアではシニアの方がご自身で少なくとも2、3社は応募することが必要だろう」とコメントしている。

    ■調査概要
    シニア専門求人メディア掲載求人における

    鈑金・塗装の求人応募者の傾向調査
    ・調査期間:2022年8月15日~ 2024年6月28日
    ・調査機関:自社調査
    ・調査対象:シニア専門求人メディア「シニアジョブ」に掲載された鈑金・塗装の求人に対し、上記調査期間内に応募した28人(※1)(※2)
    ・対象地域:全国
    ・調査方法:「シニアジョブ」に掲載された鈑金・塗装の求人に対し、上記調査期間内に応募した求職者の傾向を調査

    (※ 1)調査対象の求職者には、同期間内に登録したものの、何らかの事情で就職活動を停止し、記録の一部または全部が削除された求職者、登録が完了していない求職者、あるいは求人企業の登録データが削除されるなどして内定に至った記録を追えない求職者は含まれない。

    (※ 2)調査対象の求人の職種は、求人情報の仕事内容、及び求人企業の事業概要から判断しており、機械加工の鈑金加工、建築塗装などは含まれない。

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