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国交省、ホイールナットマーカーなどを活用した大型車ホイールトボルト&ナット点検・交換目安を明確化

大型車車輪脱落事故件数増加を踏まえ「自動車の点検及び整備に関する手引き」を改正

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2021/04/09

 国土交通省は2021年3月31日、自動車点検整備の実施方法を使用者が容易に理解できるように定めた「自動車の点検及び整備に関する手引き」(平成19年国土交通省告示第317号)を改正。

 大型車(車両総重量8t以上のトラックまたは乗車定員30人以上のバス)に関し、ホイールナットマーカーなどを活用した新たな点検方法のほか、車齢4年以上の車両に車輪脱落事故が多く発生していることを踏まえたホイールボルト&ナットの交換目安などを規定し、翌4月1日より施行した。

ホイールナットマーカーの装着例。左はホイールナットが緩んでいない状態、右は左右のホイールナットが緩んだ状態

 近年、大型車の車輪脱落事故件数は増加傾向にあり、2019年度には前年度より31件増え、過去最多となる112件の事故が発生。国交省は2019年12月に「大型車の車輪脱落事故防止対策に関する調査検討ワーキンググループ」を設置し、翌2020年10月16日に中間取りまとめを策定した。

車輪脱落事故の年度別・月別発生件数(出典:国土交通省「令和元年度大型車の車輪脱落事故発生状況」)

 これを受け、日本自動車工業会とその会員である日野自動車、いすゞ自動車、三菱ふそうトラック・バス、UDトラックスの大型4社が国交省と連携。

 規定トルクでの締め付け、増し締めの徹底、日常点検の実施、適合ホイールボルト&ナットの使用徹底により車輪脱落事故を防ぐ「お・ち・な・い」の啓発継続と、ホイールナットが緩むと伸びるため緩みを容易に確認できる「ホイールナットマーカー(連結式ナット回転指示インジケーター)」」の活用を呼びかけるキャンペーンを、2020年11月1日から2021年2月28日まで展開してきた。

車輪が「お・ち・な・い」ための点検整備を呼びかける啓発チラシ(出典:日本自動車工業会)

 今回の改正はこれらの取り組みを恒久化したもの。日常点検についてホイールナットへのマーキングやホイールナットマーカーを活用した目視によるホイールボルト&ナット緩み点検を明確化したほか、3ヵ月ごとに定期点検については新品から4年経過したホイールボルト&ナットを入念に点検することを交換の目安として明記。また、タイヤ交換手順およびタイヤ交換後に行う増し締めの手順を明確化している。

「連結式ナット回転指示インジケーター」の装着を呼びかける啓発チラシ(出典:日本自動車工業会)

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