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    トヨタ・ランドクルーザー&プリウス、レクサスLXが車両盗難台数トップ3!…日本損害保険協会、「第22回自動車盗難事故実態調査結果」を発表

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    2021/04/01

     日本損害保険協会は2020年11月1~30日に車両保険金の支払いを行った、全国で発生した自動車本体盗難事故158件および、車上ねらい(部品盗難含む)事故121件について、実態調査を実施。その結果を2021年3月15日に公表した。

    トヨタ・ランドクルーザー

     車両本体盗難の車名別盗難状況は、トヨタ・ランドクルーザーが25件で、前回に続きワースト1。トヨタ・プリウスは3回連続で2位となった。

     またレクサスブランドでは、レクサスLXが22件と最も盗難被害が多く、ワースト13車種合計122台のうち36.1%(44台)をレクサスが占めるなど、車両本体盗難の被害が特定の車種に集中する傾向が続いている。

     なお、車両本体盗難の件数は前回調査から31.9%減少。警察庁が公表する2020年の自動車盗難認知件数は前年比27.1%の減少となっており、同協会は「本調査においても盗難件数が減少したと考えられる」としている。

    車名別車両本体盗難台数ランキング

     一方、車両本体盗難1件あたりの平均支払保険金は近年増加傾向にあり、前回調査では401.4万円だったところ、今回は406.2万円に。比較的高額な車両が狙われるうえ、盗難車両が発見された事案でも多くの部品を取られてしまうことが原因にあると推測した。

    車両本体盗難の1件あたり支払保険金の推移。「未発見」は盗難された車両が発見できなかった場合の1件あたり支払保険金、「発見」は盗難された車両が発見された場合の1件あたり支払保険金、「合計」は「未発見」と「発見」合算の1件あたり支払保険金

     なお、車両本体盗難の発生時間帯は、「深夜~朝(22~9時)」が66.5%と最も多く、夜間の発生率が増加。その一方で日中の発生率は減少している。同協会は「前回は日の入りが早い2月のデータを基に調査を行ったため、日中時間帯でも薄暗い時間の犯行が多かったものと推察する」としながら、「窃盗犯は深夜から朝にかけて薄暗い場所で窃盗に及ぶ傾向がある」と注意を呼びかけている。

    時間帯別車両本体盗難発生割合グラフ

     そして、車両本体盗難の発生場所は「契約駐車場(屋外)」が40.5%と最多。「自宅(屋外)」も含めれば車両本体盗難の77.8%が屋外で発生しており、屋外駐車場の車両が圧倒的に狙われやすい傾向が続いている。

    場所別車両本体盗難発生割合グラフ

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