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【“360° Mobility” 台湾国際自動車部品・アクセサリーショー TAIPEI AMPA】
鴻海(ホンハイ)と台湾EV動向
2026/04/20
台湾にどのようなイメージを抱いているだろうか。
面積は日本の九州よりやや小さい、約3,600km、人口は約2,300万人。
首都・台北の町中は新旧の互い違いな大きさの建物が入り乱れる。
台北・南港展覧館近くの様子。
そんな台湾で、2026年4月14日〜17日、台湾国際自動車部品・アクセサリーショー TAIPEI AMPAが開催された。
“360° Mobility”のコンセプトの元、最新EVからオイルシーリングまで、ありあらゆる製品紹介された。そして、来場者の熱気は、日本ではなかなかに経験できないものだった。数回に渡って、会場の様子をお届けする。
EVに攻勢する巨大メーカー“鴻海”と台湾の車事情
本展示会で一番大きなブースは日本カーメーカーとの協業も噂された「鴻海(ホンハイ)」だった。
「鴻海精密工業(ホンハイせいみつこうぎょう)」はフォックスコングループ(鴻海科技集団)の中核企業であり、EMS(電子機器受託生産)企業の世界最大手だ。
モデルD
SUVとミニバンの利点を併せた居住性と走行性を両立させた新コンセプトEV“LMUV”*を体現した「モデルD」をはじめ、ホンハイ初の自社EVとして注目を集める「ブリア」、先進的な電子制御システムとADASシステムにより、安全で快適な運転体験実現するEVバス「モデルU」など、同社の車両が展開された。
*Lifestyle Multipurpose Utility Vehicle. 同社の造語で、ライフスタイルに合わせた多目的車両の意
ブリアのデザインはイタリアのカロッツェリア・ピニンファリーナが手掛ける
国内外の最新車両の展示にも目を惹かれるが、聴講に来る来場者が一日中絶えず、車両を撮るのに苦労したのが印象深い。
一人目の回答が終わったかと思えば、奥の老人から手が上がり、今度は手前の若い女性が、学生らしい若い男が、入れ替わり立ち替わり質問を投げられ、解説員も負けじとさばいていく。矢継ぎ早に交わされ、競りを見ているようだった。
和やかながら、非常にスピーディーに質疑応答が進む
ジェトロの調査によれば、2024年の台湾域内で販売された車両台数は23万4,266台。そしてEVに限れば、3万8,033台に昇る。
台湾ではディーゼル車・ガソリン車からEVに乗り換え時の買い替え補助金のや、貨物税や自動車税の免除など、保障が充実しており、EVの普及を進めている。
2030年の路線バス全面自動化に向けて、公共バスでもEV導入などの動きが見られるなど、EV転換に拍車をかけ、展示会内でも国の主要産業として、大きな注目を集める。初日は、国内の来場者が多かったが、2日目からは日本を含め、国外からのツアー来場者も多く見えた。
車載アクセサリーの展示も充実。タブレットによるクルージングコントロールの提案だけでも幾社も出展
“360°モビリティ”のコンセプトの通り、車両だけでなく数多くの提案がなされた本展示会。
次回はさらに盛り上がりを見せたカスタムパーツや、整備ツールの展示を紹介していく。
市街地の路肩パーキングは夜にはほとんど満車。鉄道網は発達しているが、それ以上に車社会だ
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