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ホンダ、「アコード」4,636台のリコールを届け出、駆動力統合制御ユニットのプログラムに不具合 走行不能のおそれ

2025/11/18

ホンダ・オートモービル・タイランド(HONDA AUTOMOBILE (THAILAND) CO., LTD.)は令和7年11月13日、製作した乗用車「アコード」計4,636台について、国土交通省にリコールを届け出た 。リコール開始日は令和7年11月14日。

不具合の原因と状況

ホンダが届け出たリコールの対象は、「原動機(駆動力統合制御ユニット)」の部位 。原動機において、駆動力統合制御ユニットの制御プログラムが不適切なため、当該ユニットの電源用ICから発生する電気ノイズにより、故障と誤判定することがある 。

このため、パワーシステム警告灯などが点灯し、フェールセーフが働き、エンジン及び駆動モータが停止して走行できなくなるおそれがある 。また、車載式故障診断装置(OBD)のデータが消去され、保安基準に抵触するおそれがある 。

ホンダには、これまでに不具合が4件報告されている 。幸いにも、事故の発生は無いという 。今回のリコールは、市場からの情報により発見された 。

改善措置の内容

改善措置として、全車両の駆動力統合制御ユニットを対策プログラムに書き換える

リコール対象車の詳細

対象となるのは、令和6年1月17日から令和7年10月17日までに製作された「アコード」(型式:6AA-CY2)計4,636台である。


車名

型式

通称名

製作期間の全体範囲

対象台数

ホンダ

6AA-CY2 (計1型式)

ACCORD (計1車種)

令和6年1月17日〜令和7年10月17日

4,636台 (計)