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【ジャパントラックショー2026:スズキ】フロントまわりのデザイン刷新を受けたエブリイ、整備・修理上の注意点は?

ADASの一新でフロントにミリ波レーダー&ソナー追加。当該部位への既存パーツ装着不可の可能性大

  • #イベント

2026/07/14

 2026年5月14~16日にパシフィコ横浜で開催された、トラック・輸送業界の展示会「ジャパントラックショー2026」。


 スズキのブースでは、2026年5月8日にマイナーチェンジを受けたばかりの軽キャブオーバーバン「エブリイ」から、一般カーオーナーのホビーユースも想定した特別仕様車「Jリミテッド」がいち早く展示された。

スズキ・エブリイJリミテッド

「Jリミテッド」は最上級グレード「JOINターボ」をベースとして、専用のSUZUKIエンブレムをボンネットに(注:マイナーチェンジ前の車両はSエンブレム)、ロゴおよびグラフィックのデカールをボディ側面に貼付したほか、ガンメタリック塗装のフルホイールキャップを装着。

エブリイJリミテッドの専用デカール(ロゴ)

エブリイJリミテッドの専用デカール(グラフィック)

エブリイJリミテッドのガンメタリック塗装フルホイールキャップ

 さらに、B(センター)ピラーとC(リヤクォーター)ピラーの色をブラックアウトし、前後バンパー、ドアミラーカバー、前/後/バックドアハンドルをブラックに塗装している。

スズキ・エブリイJリミテッドのリヤまわり。ルーフエンドスポイラーはディーラーオプション

 この「Jリミテッド」はベース車に対する外観の変更点が多いため、車体修理工場に入庫した際は部品発注のミスや取付忘れなどに注意が必要となる。だがそれ以上に気を付けたいのは、ベース車自体のフロントまわり、そしてADAS(先進運転支援システム)が一新されたことだ。

スズキ・エブリイJリミテッドのフロントまわり

 今回のマイナーチェンジでADAS用センサー及び衝突被害軽減ブレーキが、ステレオカメラを用いた従来の「デュアルカメラブレーキサポート」から、単眼カメラとミリ波レーダーを用いた新世代の「デュアルセンサーブレーキサポート2」に一新。またソナーも、従来はリヤにのみ全車標準装備されていたが、新たにフロントにも全車標準装備されるようになった。

フロントガラス上部中央に装着される単眼カメラ

 フロントまわりのデザイン刷新は商品力向上のみならず、このADAS用センサー変更への対応も含まれており、アッパーグリル中央にはミリ波レーダー、バンパー上部及び両サイドにはフォグランプ装着車を含めてソナーが装着できるようになった。


 その一方、これら部位を脱着・交換すればエーミングが必要になるのは言うまでもなく、またマイナーチェンジ前の車両には装着できたフロントまわりのドレスアップアイテムも装着できない可能性が高いため、注意が必要だ。

フロントアッパーグリルに装着されるミリ波レーダー

 また、乗用モデル「エブリイワゴン」を含む全車の内装色がブラックに変更されたほか、9インチナビ及びコネクテッドサービス「スズキコネクト」設定に伴いインパネ中央の形状が変更。そのほかステアリングホイールの形状が一新され、メーターがフルデジタル式となったことも、車販を営む整備・修理工場であれば見逃せないポイントだろう。

スズキ・エブリイJリミテッドの運転席まわり

(文・写真=遠藤正賢)