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Dry Ice Energy社製ドライアイス洗浄機の最上位モデル「Champ Turbo Pro」国内販売開始
2026/07/31
自動車整備や鈑金塗装の現場では現在、慢性的な人手不足を背景とした作業効率の向上が急務となっている。また、車両の高度な電子制御化が進む中、水濡れによるショートや漏電リスクを回避できる安全なメンテナンス手法の確立も重要な課題である。
こうした現場における作業時間の短縮と安全性、さらには廃液を出さない環境負荷低減を実現する次世代の洗浄技術に関心が集まる中、insieme(千葉県船橋市)は2026年7月28日、ドイツのドライアイス洗浄機メーカー「Dry Ice Energy(ドライアイスエナジー)」の最上位モデル「Champ Turbo Pro」の日本国内での販売開始を発表した。
同社は2025年より同ブランドの日本総代理店を務めており、本機は従来モデルの洗浄能力を大幅に上回るフラッグシップモデルとしての位置付けである。
ドライアイス洗浄のメカニズム

ドライアイス洗浄(ドライアイスブラスト)では、水や化学薬品、研磨剤などを一切使用せず、ドライアイスペレットを圧縮空気で高速噴射して対象物を洗浄する。対象物の表面を傷つけることなく、下記の3つの物理的作用によって汚れを剥離させる仕組みだ。
①衝撃作用
高速で噴射されたドライアイスペレットが対象物に衝突する物理的なエネルギーによる汚れの除去。
②サーマルショック(熱衝撃)
ドライアイスが汚れに接触することで生じる急激な温度低下により、汚れが瞬時に冷却・収縮し、母材との間に亀裂が生じる現象。
③昇華膨張作用
衝突と同時にドライアイスが固体から気体へと昇華。その際、体積が急激に膨張する力を利用し、亀裂に入り込んだ気体が汚れを内側から吹き飛ばす作用。
これらの作用により、金属表面や樹脂パーツの寸法変化・摩耗を引き起こすことなく、頑固な油汚れやカーボン堆積物の除去が可能となる。
「Champ Turbo Pro」の特長と自動車整備での活用シーン
新たに導入された「Champ Turbo Pro」は、欧米のプロフェッショナル市場において、その強力な洗浄能力から「The Beast(ビースト)」の愛称で呼ばれるハイパワードライアイス洗浄機だ。最大使用圧力1.4MPa、最大ドライアイス消費量70kg/hというスペックを持ち、従来機では除去が困難であった高負荷な洗浄作業に対応する。
自動車整備工場や鈑金塗装、カーディテイリング現場における主な用途は以下の通りである。
- 吸気系・エンジン部品のカーボン除去
- ディーゼル車の煤洗浄
- 固着したオイル汚れの除去
- 足回り部品の頑固な汚れ
製造業・工業設備への展開
本製品の用途は自動車関連に留まらない。重度な汚れの除去能力が求められる製造現場や工業設備向けにも適している。
- 樹脂成形金型の洗浄
- 生産設備の油汚れ除去
- 産業機械のメンテナンス
水を使えない電気制御盤周辺や、洗浄後の乾燥工程を省きたい生産ラインにおいて、非水分であるドライアイス洗浄の特性が設備稼働率の向上に直結する。
「Champ Turbo Pro」基本スペックおよび運用要件
・サイズ:57×39.5×48 cm
・重量:23.5 kg
・使用圧力:0.1〜1.4 MPa
・ドライアイス消費量:15〜70 kg/h(調整可能)
・圧縮空気消費量:800〜3,500 l/min
実機デモ体験および提供企業情報
insiemeは、導入検討中の施工事業者向けに、東京都足立区の実店舗「arinomama Tokyo BASE」にて事前予約制のデモ体験を実施中。
実機を用いた洗浄能力や操作性の検証が可能だ。
【問い合わせ先】
insieme
住所:〒274-0825 千葉県船橋市前原西4-6-29
URL:https://arinomama.co.jp/
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