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日産、「セレナ」をマイナーチェンジ 最新の「Google」搭載、新シリーズも追加
2025/12/19
写真は、ハイウェイスターV ムーンボウブルー×ダイヤモンドブラックの2トーン
日産自動車は18日、主力ミニバン「セレナ」をマイナーチェンジし、2026年2月中旬より発売すると発表した 。1991年の誕生から35周年を来年迎えるロングセラーモデルが、デジタル機能の刷新と安全性の向上、さらに新たなカスタムシリーズの追加によってその魅力を高めた 。
写真は、「LUXION(ルキシオン)」
■内外装を刷新、次世代素材を採用
今回のマイナーチェンジでは、最上位グレード「LUXION(ルキシオン)」と「ハイウェイスターV」のエクステリアデザインが刷新された 。フロントグリルやアルミホイールに新デザインを採用し、LUXIONには上質感を高める専用インテリアを設定 。同グレードのシートには、しっとりとした触感の次世代素材「テーラーフィット2」が採用された 。また、全グレードで「ムーンボウブルー」など新色3色が追加されている 。
「Google」を搭載した、NissanConnectインフォテインメントシステム。画面のサイズは12.5インチ
■インフォテインメントの強化
機能面での大きな進化は、メーカーオプションとして「Google」搭載の最新 Nissan Connect インフォテインメントシステムを初採用した点だ 。これにより、車内で「Google マップ」や「Google アシスタント」などがシームレスに利用可能となる 。また、車両周辺を3D映像で確認できる「3Dビュー」など、最新のカメラ技術を用いた「インテリジェント アラウンドビューモニター」も搭載された 。
写真は、「AUTECH LINE(オーテックライン)」。専用フロントグリルフィニッシャーは、ダーククロムになっている
■新シリーズ「AUTECH LINE」と「マルチボックス」
あわせて、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)からは、新たなカスタムカー「AUTECH LINE(オーテックライン)」と、収納力を強化した「マルチボックス」が発表された 。
- AUTECH LINE: メタル調のドアミラーや専用16インチアルミホイールを備え、さりげない個性を演出する新シリーズ 。
- マルチボックス: 2列シート5人乗り仕様で、車内でベンチやテーブルとしても活用できる大容量収納ボックスを備える 。
「AUTECH」や「マルチベッド」などの既存のカスタムモデルもベース車同様に刷新され、2月12日より順次発売される 。
「マルチボックス」のテーブル & ベンチとして展開した状態。サードシートと荷室部に収納が設置され、収納の天板を利用して様々な使い方ができる