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【車業界版・今日は何の日】8月4日は「橋の日」!現場で使える顧客トークネタ

高速道路での「飛び石」被害と、フロントガラス交換に伴うエーミング

  • #トピックス

2026/08/04

8月4日は「橋の日」


 8月4日は「は(8)し(4)」の語呂合わせから制定された「橋の日」である。
 夏の帰省やレジャーで高速道路や長大橋を走行する機会が増えるこの時期、修理依頼が急増するのが、先行車のタイヤが跳ね上げた小石による「飛び石(フロントガラスのヒビ・割れ)」である。


 自動車のフロントガラスは、2枚のガラスの間に強靭な中間膜(PVB樹脂など)を挟み込んだ「合わせガラス」構造となっており、飛び石を受けても基本的には粉々に飛散することはない。しかし、運転席の視界を妨げる位置のヒビや、500円玉以上の大きさの放射状の割れ(スパイダークラック)は保安基準不適合となり、車検に通らない。軽微な場合は特殊樹脂を注入する「ガラスリペア」で対応できるが、端部に近い割れや大きな損傷はガラスの全交換の対象となる。


  現代の車両のガラス上部には、自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)や車線逸脱警報を制御する「ADAS(先進運転支援システム)用カメラ」が密着して取り付けられている。 ガラスを交換した際は、専用のターゲットボードと診断機(スキャンツール)を用いて、カメラの認識ズレをミリ単位で校正する「エーミング(特定整備)」作業が法令で義務付けられている。この電子的な校正を怠ると、誤作動による重大事故に直結するのだ。「たかが飛び石」であっても、最新車両の修理には高度な電子制御知識と設備が不可欠となっている