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【ジャパンモビリティショー2025:メルセデス、BMW/ミニ、マクラーレン、アストンマーティン】最先端のボディおよび電動化技術をアピール

メルセデス・ベンツは「コンセプトAMG GT XX」と「ビジョンV」を日本初公開

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2026/01/11

 2025年10月31日より11月9日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「ジャパンモビリティショー2025」(以下、JMS2025。主催:日本自動車工業会)。


 当記事では、欧州の乗用車メーカーであるメルセデス・ベンツ、BMW/ミニ、マクラーレン、アストンマーティンの主な展示内容をお伝えする。


【メルセデス・ベンツ】

 高性能車ブランドのメルセデスAMGが近い将来に投入予定の4ドア量産スポーツカーを明示する「コンセプトAMG GT XX」と、2026年に欧州より市場投入予定の「Vクラス」BEVモデルを示唆する「ビジョンV」、2車種のコンセプトカーを日本初公開した。


「コンセプトAMG GT XX」は、次世代BEV専用の高性能プラットフォーム「AMG.EA」(AMG電動アーキテクチャー)を採用。従来のラジアルフラックス(放射状磁束)モーターより小型軽量かつ高出力なアキシャルフラックス(軸方向磁束)モーターをフロントに1基、リヤに2基搭載することで、最高出力1000kW超、最高速度360km/h超、前後トルクの可変制御を実現する。

コンセプトAMG GT XX

「ビジョンV」は、新開発のバン電動アーキテクチャー「VAN.EA」を採用。今回のコンセプトカーのように豪奢なショーファードリブンカーのほか、ファミリー向け乗用ミニバンやVIP向け高級シャトルなど、多彩なニーズに応える形で展開する予定としている。

メルセデス・ベンツ・ビジョンV

【BMW/ミニ】

 BMWブランドからは、全電動ミドルラージSUV「iX3」の2代目となる新型モデルがアジア初公開された。

 1962年から72年まで販売され「5シリーズ」の前身となったミドルラージセダン「ノイエ・クラッセ」をデザインモチーフとした、新世代モデルの第一弾に位置付けられる。

 フロント非同期モーターとリヤ電気励磁交流同期モーター、円筒形バッテリーセルを採用し、800V急速充電にも対応する「第6世代BMW eDriveテクノロジー」を搭載する。

新型BMW iX3

 ミニブランドからは、アパレルブランドの「ポール・スミス」とコラボレートした特別仕様車「ミニ・クーパーSEポール・スミス・エディション」を世界初公開。


「インスパイアード・ホワイト」(写真)と「ステイトメント・グレー」を限定ボディカラーとして設定するほか、「ミッドナイト・ブラック2」も選択可能。ドアミラーとラジエーターグリルフレームは専用色のノッティンガム・グリーンで塗装され、かつ同ボディカラーは2トーンカラーのルーフ色としても設定されている。


 18インチアルミホイールにはダーク・スティールの淡いクリヤーコーティングを施工。スポーツシートにはショルダーとヘッドレスト部にニット素材を用いるなど、ポール・スミスらしさが随所に盛り込まれている。

ミニ・クーパーSEポール・スミス・エディション

【マクラーレン】

 南3ホール「日本スーパーカー協会」ブース内で、1991年シーズンのF1マシン「マクラーレン・ホンダMP4/6」に加え、現在のマクラーレン・オートモーティブ社として初の市販モデル「12C」のローリングシャシー、現行モデルのハイブリッドオープンスーパースポーツカー「アルトゥーラスパイダー」を展示。同社が積極的に採用し続けているカーボンモノコックの進化の歴史を紹介した。

(手前より)マクラーレン・ホンダMP4/6、マクラーレン12Cのローリングシャシー、マクラーレン・アルトゥーラスパイダー

【アストンマーティン】

 南3ホール「日本スーパーカー協会」ブース内で、835psと1000Nmを発する5.2L V12ツインターボエンジンを搭載した旗艦モデル「ヴァンキッシュ」のオープン仕様「ヴァンキッシュ・ヴォランテ」を展示した。

アストンマーティン・ヴァンキッシュ・ヴォランテ

(文・写真=遠藤正賢)