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SBI損保、ダイレクト型損保初の降雹予測モデル構築へ MS&ADインターリスク総研とタッグ
~気象ビッグデータとAI活用、2025年度中に降雹アラート配信目指す~
2025/05/02
SBI損害保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小野尚)とMS&ADインターリスク総研株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮岡拓洋)は25日、共同で雹災害の発生予測モデルの構築および精度検証を目的とした概念実証(PoC)を実施したと発表した。ダイレクト型損害保険会社としては初の試みとなる(※1)。
近年、気候変動の影響により、雹による建物や農作物、そして自動車への被害が多発している。こうした状況を受け、SBI損保はこれまでも、被害に遭った顧客へのサポート体制を強化してきた。具体的には、修理予定の確認や保険金請求の意思確認を可能にするパーソナライズド動画(※2)や、商業施設でのドライブイン方式による迅速な損害確認(※3)などを導入している。
今回、SBI損保とMS&ADインターリスク総研は、より一層顧客の安心・安全に貢献するため、降雹の事前予測という新たな領域に踏み出す。MS&ADインターリスク総研が持つ自動車保険金支払実績、気象ビッグデータ解析、そして独自のAI技術をSBI損保のデータに適用し、雹災害発生予測モデルの構築と精度検証を行った。
今後は、この予測モデルの精度をさらに高め、2025年度中に契約者への降雹アラート配信開始を目指し、具体的な検討と必要な体制整備を進める方針だ。
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