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シネマエンドレス「グレイ・ミッション」

ガイ・リッチー新作! カタルシス全開の プロフェッショナルアクション

  • #一般向け
  • #コラム

2026/08/06


男の子、みんな大好き、ガイリッチー作品最新作!


10億ドルを奪い、姿を消した独裁者サラザールから、すべてを奪い返せ。この自殺行為同然の任務に投入されたのは、裏社会専門の最強エージェントコンビ。

元イギリス海兵隊の天才頭脳を持つシド(ヘンリー・カヴィル)と、元アメリカ海軍の型破りな戦闘マシン、ブロンコ(ジェイク・ギレンホール)。若き敏腕弁護士レイチェルに雇われた二人は、法も正義も通用しないグレイゾーンへ潜行する。

盗聴、潜入、資産差し押さえ――手段を選ばない頭脳戦で、独裁者の巨大帝国を内側から崩壊させていく。だが、任務成功の目前で予期せぬ事態が発生。

レイチェルがサラザールに誘拐されたのだ。連れ去られた先は、武装した軍隊も警察もすべてサラザール支配下の無法の孤島。

金とレイチェルを奪還するため、二人の怪物がリミッターを解除する。成功率0%――1秒のミスが死に直結する、世界で最も危険な救出劇が今、始まる。

監督は「スナッチ」、「アラジン」などのガイ・リッチー。


サブカルおじさんの推しどころ

筆者が好きな映画を10本挙げるとしたら間違いなくランクインする「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」でデビューし、その後も「スナッチ」、「コードネーム U.N.C.L.E.」、「シャーロック・ホームズ」シリーズなどを発表し、クライムサスペンス映画好きの心を鷲掴みにしてきたガイ・リッチー。

「アラジン」、「ジェントルメン」、「オペレーション・フォーチュン」など筆者の趣味全開の本コーナーでも最も登場回数が多いだろう監督の最新作となれば紹介しないわけがない。

本作も巧みな伏線、軽快なテンポ、スタイリッシュな演出など我々が愛してやまないガイ・リッチー節が満載の97分。

前半はお得意の金融頭脳戦とスパイ映画顔負けの騙し合いで魅せ、後半の救出劇では一転、リッチー作品には珍しいド派手なカーチェイスとガンアクションの連続で観る者を圧倒する。

本作最大の魅力は、圧倒的なスキルを持つプロたちが事態を完璧にコントロールしていく、流れるような神業を観る快感だろう。

どれほど困難なミッションでも、彼らは決して場当たり的に動かない。異常なまでの回数のシミュレーションを重ね、最悪のトラブルすら想定内に収める狂気的な準備こそが、超難関ミッション成功の秘訣なのだと痛感することだろう。

どんなプロでも何度もシミュレーションをし、あらゆる最悪を想定してミッションに動いていく。トラブルや最悪想定せずに明るい結果だけを夢想して走り出し、失敗に終わるプロジェクトを目の当たりにしてきた人に是非観てもらいたい一本。

未だに続編を望む声が多いスパイアクションの傑作「コードネーム U.N.C.L.E.」で主演だったヘンリー・カヴィルが主役の本作。つまり、「コードネーム U.N.C.L.E.」の続編はなく、あるとしたらきっとこの「グレイ・ミッション」がシリーズものになるだろう。いや、全然やってほしいわ。

ラストシーンはクリストファー・ノーラン監督の超傑作「インセプション」を思わせるような緊張感はかなり印象に残るはず。

不尽な現実社会に疲れた筆者のような場当たり的に生きていく人間に突き刺さる、完全無欠のデトックス・エンターテインメント!


監督・脚本:ガイ・リッチー
配給:AMGエンタテインメント
8月21日(金)より TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
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ドッカーンと大爆発シーンもあるよ