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アクサルタ、新型測色機「アイラス・スキャン」日本導入を発表

IAAE2025に出展、「アイラス・スキャン」を参考出品

2025/02/25

　アクサルタコーティングシステムズは2025年2月25日、2024年9月にグローバルで先行発売した車体修理工場向け多角型分光測色機の最新機種「Axalta Irus Scan（アクサルタ・アイラス・スキャン）」を日本へ導入し、近日中に発売することを発表した。

「アイラス・スキャン」は、アクサルタが特許を保有する「マイナス角度」技術を利用して色相変化効果顔料を検出するため、多くの車両に用いられている無彩色の効果色を、従来より正確に読み取ることができる。

　また、光沢測定機能を初めて内蔵しており、塗膜表面やクリヤーコートのグロス状態をより正確に認識することが可能。高解像度のRGBカメラが塗色の光輝性を測定し、その結果をアクサルタのカラー配合データ検索システムに送信する。

　同検索システムは、アクサルタ独自のアルゴリズムを活用して、200万件以上の塗色配合データベースから、配合データを出力。これにより、「調色工程の所要時間が短縮され、より多くの車両の補修塗装をより迅速かつ効率的に処理できるようになる」としている。

　アクサルタコーティングシステムズは、2025年2月26～28日（水～金）に東京ビッグサイト（東京都江東区）東5・6ホールで開催される、自動車アフターマーケットの総合展示会「第22回国際オートアフターマーケットEXPO2025」（IAAE2025）に出展する。

　東5ホール出入口より入って正面奥、小間番号5524の同社ブースでは、この「アイラス・スキャン」を参考出品。

　同社ブースより奥にある「塗装実演コーナー」では、同社自動車補修用塗装各製品を用いたデモンストレーションを行う。日時は以下の通り。

・2月26日（水）10時30分～11時10分

・2月27日（木）11時40分～12時20分

・2月28日（金）12時20分～12時55分

アクサルタ・アイラス・スキャン