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山梨県車協、第44回通常総会・懇親会を開催
2026/05/25
山梨県自動車車体整備協同組合(山梨県車協、市川清理事長)は5月23日、第44回通常総会・懇親会を開催した。市川理事長は、2023年7月に発覚したビッグモーター事件を起点とする業界の変化に言及。一部で先行する「価格交渉」の動きに警鐘を鳴らし、事業者としてまず取り組むべきは、消費者への透明性確保を目的とした国土交通省の「ガイドライン」遵守であると強く訴えた。
市川理事長は、事業者の関心が指数対応単価といった料金交渉、つまり「お金のこと」に集中しすぎている現状に懸念を示した。理事長が問題視するのは、その順番である。価格交渉の指針が注目される背景には、ビッグモーター事件への反省から生まれた「ガイドライン」の存在がある。本来、まず徹底されるべきはこのガイドラインであり、その本質は消費者に対する説明責任と作業プロセスの透明化にある。
山梨車協は今年度の事業計画として、まず第一に「法令遵守」を掲げ、その上で適正な金額を求めていく方針を明確にした。市川理事長は組合員に対し、「ガイドライン、価格交渉の指針、で、それに何を残すかということをやっていただきたい」と呼びかけ、参事会員や関連企業も含めた業界全体の一致団結を求めた。事業者としての責務を果たし、透明性を確保することこそが、適正な対価を求めるための唯一の道であるという強いメッセージを発し、挨拶を締めくくった。