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【車業界版・今日は何の日】8月3日は「はちみつの日」!現場で使える顧客トークネタ

夏の高速道路で付着する「虫の死骸」が引き起こす塗膜陥没

  • #トピックス

2026/08/03

8月3日は「はちみつの日」

 8月3日は「はち(8)みつ(3)」の語呂合わせから、全日本はちみつ協同組合などが制定した「はちみつの日」である。
 甘く粘り気のあるハチミツだが、夏の自動車ボディにおいて、これに似た厄介な粘着汚れとしてドライバーを悩ませるのが、夜間の高速道路などでフロントバンパーやボンネットに大量に付着する「虫の死骸」である。



一般ユーザーの中には、虫の死骸や鳥のフンを「単なる汚れ」として長期間放置してしまう人が多い。しかし、塗装の観点から見ると、これらは塗膜を破壊する「強力な酸性物質」である。虫の体液に含まれるタンパク質やシュウ酸、アミノ酸は、夏の強烈な太陽熱で熱されることで化学反応を加速させ、最表層のクリアコートを文字通り溶かし(浸食し)ていく。


 そして、放置期間が長くなると、洗車で表面の虫を落としても、クリア層に「クレーター(陥没)」と呼ばれる水ジミのような跡が残ってしまう。陥没がクリア層の表層にとどまっている段階であれば、専用コンパウンドとポリッシャーを用いた「磨き(研磨)工程」で平滑に復元することが可能だ。しかし、浸食がカラーベース(顔料層)まで達している場合、いくら磨いても跡は消えず、ボンネット全体の削り落としと「再塗装」を余儀なくされる。自然由来の付着物は、物理的な衝撃以上にシビアな化学的ダメージを塗装にもたらす。