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【車業界版・今日は何の日】7月29日は「アマチュア無線の日」!現場で使える顧客トークネタ

シャークフィンアンテナの構造とルーフ鈑金の留意点

  • #トピックス

2026/07/29

7月29日は「アマチュア無線の日」

 1952年7月29日は、戦後に禁止されていたアマチュア無線が再開され、全国の愛好家に予備免許が交付された日。
 通信技術の歴史を感じさせる記念日だが、現代の自動車においても、外部と通信するための「アンテナ」は車体の最上部にも搭載されている。

  かつての車のアンテナといえば、手動で伸ばすロッド式などが主流であったが、現在は空気抵抗が少なくデザイン性に優れた「シャークフィンアンテナ」が標準化している。この内部には、AM/FMラジオの受信機だけでなく、カーナビ用のGPSアンテナや、SOSコール等のコネクティッドサービス(テレマティクス)に用いる通信モジュールが複雑に集約されている。

 雹(ひょう)害や落下物などの修理でルーフパネルの鈑金・塗装を行う際、このシャークフィンアンテナの確実な脱着が求められる。アンテナを外すためには、車室内のルーフライニングを落とす必要があり、内装部品の脱着工賃が必須となる。 また、塗装後にアンテナを再組み付けする際、ルーフとの接地面にあるガスケットの密着が甘いと、車内への深刻な水漏れを引き起こす。さらに、内部コネクタの接続を忘れると、車両のDTCに通信エラーが記録され、SOSコール等の安全機能が作動しなくなる。
 通信機器の高度化に伴い、ルーフ鈑金には内装脱着の技術と電子制御への配慮が不可欠となっている。